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カナヘビ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カナヘビ科
ニワカナヘビ Lacerta agilis
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : カナヘビ下目 Lacertoidae
: カナヘビ科 Lacertidae
Bonaparte, 1825
亜科

カナヘビ科(カナヘビか、Lacertidae)は、爬虫綱有鱗目に属する科。

分布

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ユーラシア大陸アフリカ大陸イギリスインドネシアスペインカナリア諸島[1]日本[2][3]

形態

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頭部は円錐形で、吻端は尖る[3]。皮骨板は頭骨と癒着する[3]。胴体は長い[3]。総排泄孔前部に小さい孔の空いた鱗(前肛孔)と大腿部に小さい孔の空いた鱗(大腿孔)がある[3]。全長に対して尾の比率が大きい[3]

眼は大型[3]。歯は円筒形で、口蓋に歯がある種もいる[2]。舌は細く、先端に深い切れ込みが入る[3]。四肢は発達し[2]、指趾の数は5本[3]

分類

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コザネカナヘビ亜科 Gallotiinae

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など

カナヘビ亜科 Lacertinae

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生態

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草原岩場砂漠森林などの様々な環境に生息する[1][3]

食性は動物食もしくは雑食で、昆虫、陸棲の貝類ミミズ、爬虫類、小型哺乳類、花、果実種子などを食べる[1][3]

繁殖形態は主に卵生だが、コモチカナヘビのように胎生の種もいる[3]

人間との関係

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開発による生息地の破壊、ペット用の乱獲などにより生息数が減少している種もいる[1]

画像

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参考文献

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  1. ^ a b c d 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社2000年、119 - 120、210 - 212頁。
  2. ^ a b c 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2 ヤモリ上科&スキンク上科 -カナヘビ上科、ヨロイトカゲ上科、アンギストカゲ上科-』、誠文堂新光社、2004年、7、70 - 76頁。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 深田祝監修 T.R.ハリディ、K.アドラー編 『動物大百科12 両生・爬虫類』、平凡社1986年、114-116、124、161頁。

関連項目

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