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オン・ザ・ロード・アゲイン (キャンド・ヒートの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「オン・ザ・ロード・アゲイン」
キャンド・ヒートシングル
初出アルバム『ブギー・ウィズ・キャンド・ヒート』
B面 Boogie Music
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 ロサンゼルス、リバティ・スタジオ(1967年9月6日)
ジャンル ブルースロック
時間
レーベル リバティ・レコード
作詞・作曲 フロイド・ジョーンズ、アラン・ウィルソン
プロデュース ダラス・スミス[1]
チャート最高順位
キャンド・ヒート シングル 年表
World in a Jug
(1967年)
オン・ザ・ロード・アゲイン
(1968年)
Going Up the Country
(1968年)
ミュージックビデオ
「On the Road Again」 - YouTube
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オン・ザ・ロード・アゲイン」(On the Road Again)は、キャンド・ヒート1968年に発表した楽曲。

概要

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シカゴのブルース・ミュージシャン、フロイド・ジョーンズは、トミー・ジョンソンの戦前のブルース「Big Road Blues」を作りかえて、1951年に「Dark Road」を発表した(なおキャンド・ヒートは、ジョンソンの「Canned Heat Blues」から自分たちのバンド名をつけた[2])。さらにレコード会社からの要請があり、ジョーンズは1953年に「オン・ザ・ロード・アゲイン」というタイトルでリメイクした。

1967年4月、キャンド・ヒートはオリジナル・メンバーのドラマーのフランク・クックと共に、ジョーンズの「オン・ザ・ロード・アゲイン」をシカゴのRCAスタジオで一度デモ録音している。その後、ドラマーはアドルフォ・デ・ラ・パラに代わり、同年9月6日、ロサンゼルスのリバティ・スタジオで再録音を行った。このときアラン・ウィルソン(Alan Wilson)は歌詞を付け加えた。ウィルソンはサイケデリックな色調にするため、南アジアの楽器であるタンブーラを弾いた。そしてバンドのボーカリストのボブ・ハイトにかわり、リード・ボーカルをとり、ハーモニカも吹いた。

1968年1月22日発売のアルバム『ブギー・ウィズ・キャンド・ヒート』に収録され、同年4月24日にシングル・カットされた。シングル・バージョンはアルバム・バージョンより1分以上短くされた。

ビルボード・Hot 100で16位を記録したほか、世界各国でヒットした。チャートの記録は以下のとおり。イギリス(8位)、カナダ(8位)、オーストラリア(9位)、フランス(7位)、西ドイツ(13位)、ベルギー(5位)、スイス(3位)など。

1969年、キャンド・ヒートはウッドストック・フェスティバルに出演。2009年に発売されたブルーレイ『Woodstock: 3 Days Of Peace And Music: The Director's Cut』に本作品の演奏場面が収録された[3]

「E/G/A」のギター・リフは本作品以降、ロック・ミュージックにおいて広く知られるようになった[4]

脚注

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  1. ^ a b 45cat - Canned Heat - On The Road Again / Boogie Music - Liberty - USA - 56038
  2. ^ Koda, Cub (1996). Erlewine, Michael. ed. All Music Guide to the Blues. Miller Freeman Books. p. 142. ISBN 0-87930-424-3 
  3. ^ Woodstock: 3 Days Of Peace And Music: The Director's Cut (2009, 40th Anniversary Ultimate Collector's Edition, Amazon Exclusive, Blu-ray) | Discogs
  4. ^ Palmer, Robert (1981). Deep Blues. Penguin Books. p. 231. ISBN 0-14-006223-8. https://archive.org/details/deepblues00palm