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オラヴィツァ・バジアシュ鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オラヴィツァ・バジアシュ鉄道ルーマニア語:Calea ferată Oraviţa-Baziaş)は、かつて存在した鉄道路線であり、ルーマニアおよびセルビアで最古の鉄道である。路線は1854年8月20日に、当時オーストリア=ハンガリー帝国支配下であったバナト地方、ヴルシャツ近くの、現在のセルビアとルーマニアの国境にあたる地域で、アニーナAnina)からオラヴィツァOraviţa / Oravica)を経てドナウ川に至るまでの交通を確保するため、帝立王立オーストリア国鉄Imperial Royal Austrian State Railways; StEG)によって開通した[1]

オラヴィツァから、ヤセノヴォJasenovo)、ベラ・ツルクヴァBela Crkva)を経て、ドナウ川に面したバシアシュBaziaş / Bazijaš)までを結んでいた。1856年からは旅客輸送も開始されている。

この路線のうち、ルーマニア領のオラヴィツァからセルビア国境のヤムIam)までの区間は、現在もルーマニア国鉄Căile Ferate Române)によって運営されている。ヤムからセルビア領のヤセノヴォ、ベラ・ツルクヴァを経てルーマニア領のバシアシュに至る区間は廃止され、鉄道は存在しない。

脚注

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  1. ^ Momčilo Petrović (2009年1月20日). “Čuvari logora u zimskom periodu”. Blic. 2009年9月閲覧。

関連項目

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外部リンク

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