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アンシ・コイブランタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
獲得メダル

アンシ・コイブランタ
 フィンランド
男子 ノルディック複合
オリンピック
2006 4 x 5 km 団体
ノルディックスキー世界選手権
2007 4 x 5 km 団体
2007 15 km 個人

アンシ・コイブランタ(よりフィンランド語に近い表記ではアンッシ・コイブランタAnssi Koivuranta, 1988年7月3日 - )は、フィンランド北ポフヤンマー県クーサモ出身のノルディック複合選手、スキージャンプ選手。2006年トリノオリンピック4x5km団体で銅メダルを獲得した。2010-2011シーズンからスキージャンプに転向した。

プロフィール

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コイブランタは6歳の時にスキージャンプを始め、8歳の時ノルディック複合を始めた。

2003年3月に地元クーサモで開催されたノルディック複合・ワールドカップBの大会にデビュー、翌シーズンのノルディックスキージュニア世界選手権ノルウェーストリュン)個人スプリントで銅メダルを獲得し、頭角を現した。

同年3月にノルディック複合・ワールドカップにデビューした。翌2004-2005シーズンは1月30日に札幌のワールドカップで自身初の3位になるなど総合でも21位に躍進、ジュニア世界選手権個人グンダーセンと純ジャンプ団体で銅メダルを獲得した。

17歳で出場した2006年のトリノオリンピックでは個人グンダーセン25位、個人スプリント11位、4×5km団体ではアンティ・クイスマヤッコ・タルスハンヌ・マンニネンとともに銅メダルを獲得した。

2007年のノルディックスキー世界選手権(札幌)の団体(ヤッコ・タルスハンヌ・マンニネンヤンネ・リューナネン)で金メダルを獲得。15km個人でも3位に入り、銅メダルを獲得した。同年のジュニア選手権では個人グンダーセンで金メダル、個人スプリントで銀メダルを獲得、またワールドカップ総合では7位となった。

2008-2009シーズンはワールドカップで7勝をあげて総合優勝を達成したが、2009年ノルディックスキー世界選手権では個人マススタート、個人ノーマルヒルともに4位とメダルに一歩届かなかった。

コイブランタはクロスカントリースキーよりジャンプの方を得意とし、2009年にはプラニツァで練習ラウンドに214.5mを記録した。

2010年バンクーバーオリンピックでは個人ノーマルヒル8位、団体7位に終わり、ワールドカップでも総合11位に終わった。

シーズン終了後、マイコプラズマ肺炎を患い、クロスカントリースキーのトレーニングが困難になったことから純ジャンプに転向、ナショナルチーム入りして、2011年ノルディックスキー世界選手権では個人ノーマルヒルで10位、スキージャンプ・ワールドカップ総合40位となった。

ワールドカップ勝利

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日付 開催地 開催国 種目
ノルディック複合・ワールドカップ
1. 2008年11月30日 クーサモ フィンランド グンダーセン
2. 2008年12月7日 トロンハイム ノルウェー グンダーセン
3. 2008年12月28日 オーバーホーフ ドイツ グンダーセン
4. 2009年1月4日 ショーナッハ オーストリア グンダーセン
5. 2009年2月1日 ショーヌーヴ フランス グンダーセン
6. 2009年2月14日 クリンゲンタール ドイツ グンダーセン
7. 2009年3月14日 ヴィケルスン ノルウェー グンダーセン

出典

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