ゆりあげ港朝市
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ゆりあげ港朝市(ゆりあげみなとあさいち)は、宮城県名取市で開かれる朝市。
歴史
[編集]閖上は、江戸時代から漁港として栄えていた。隣接する貞山運河を使い仙台城下へ海産物を運んでいた記録がある。このような歴史を背景として、昭和51年、閖上漁協の敷地内で自然発生的に誕生した[1][2]。平成23年の東日本大震災で閖上地区も甚大な被害を受け、市場は一時閉鎖していた。その後、イオンモール名取駐車場での仮営業を経て、平成25年から従来の敷地での営業を再開している[1]。その際、朝市に隣接して「メイプル館」には、地元の飲食店やカフェの他に東北の産物を販売する売店も設けられた[3]。
特色
[編集]朝市とメイプル館の二つに分かれている。前者では親子で参加できる「せり市」がある[4]。初市、せり鍋祭の様に特別イベントが開催される事もある[5]。
基本情報
[編集]- 営業時間[6]
- 6:00~13:00
- 定休日
- 毎週月~土曜日(日曜日・祝日以外)
営業時間(メイプル館)
- 10:00~16:00
- 6:00~13:00(日曜日・祝日)
- 定休日(メイプル館)
- 毎週木曜日
アクセス
ギャラリー
[編集]- メイプル館
被災前のゆりあげ港朝市
[編集]- 2005年1月9日
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脚注
[編集]- ^ a b 日詰博文、永野聡、山田俊亮「東日本大震災におけるゆりあげ港朝市の復興過程と地域貢献に関する研究-災害危険区域内の商業活動を構成する施設と組合の考察」『日本建築学会計画系論文集』第82巻第741号、2017年、2866頁、doi:10.3130/aija.82.2865。
- ^ “名取 |「ゆりあげ港朝市」で朝市のおもしろさを体感!”. おでCafé. 東北電力 (2017年9月7日). 2023年4月7日閲覧。
- ^ メイプル館はカナダ政府の支援で建てられた。メイプルは同国を象徴するモチーフ。
- ^ せり市概要
- ^ “ゆりあげ港朝市「せり鍋祭」”. 宮城まるごと探訪. 2023年4月8日閲覧。
- ^ 詳細は右記か公式SNSにて (公式サイト) ※年末年始など別途予定が変更の場合あり
- ^ 詳細は右記にて (アクセス)↵
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式サイト
- オンラインショップ
- ゆりあげ港朝市 (@yuriage_minato_asaichi) - Instagram
- ゆりあげ港朝市 (yuriage.minato.asaichi) - Facebook
- 名取市観光物産協会
- 一般社団法人 名取市観光物産協会
座標: 北緯38度10分10.2秒 東経140度57分11.3秒 / 北緯38.169500度 東経140.953139度