ふたつの恋と砂時計

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ふたつの恋と砂時計
키다리 아저씨
監督 コン・ジョンソク
脚本 キム・ヒョンジュン
製作 キム・ヒョンジュン
ビョン・ジョンウン
音楽 ハン・ジェグォン
撮影 ソ・グニ
編集 ギョン・ミノ
製作会社 ユビンピクチャーズ
ウェルメイドエンターテインメント
配給 大韓民国の旗 CJエンタテインメント
日本の旗 エスピーオー
公開 大韓民国の旗 2005年1月13日
日本の旗 2006年6月24日
上映時間 110分
製作国 大韓民国の旗 韓国
言語 韓国語
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ふたつの恋と砂時計
各種表記
ハングル 키다리 아저씨
漢字 -
発音 キダリ アジョッシ
英題 Daddy-Long-Legs
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ふたつの恋と砂時計』(原題:키다리 아저씨)は、2005年公開の韓国映画。作家ジーン・ウェブスター児童文学作品『あしながおじさん』を現代韓国風にアレンジしたラブコメディ

ストーリー[編集]

明朗快活なチャ・ヨンミ(ハ・ジウォン)は幼くして両親と死別したが、一人で懸命に生きていた。貧しく、天涯孤独な彼女のもとに、あるとき見ず知らずの人から支援が届く。その“あしながおじさん”からの援助を受けて、悲願だった大学入学を果たし、卒業することもできた。以来、まだ顔も知らない“あしながおじさん”宛てに、感謝の気持ちを込めて、頻繁に手紙を送っていた。

ラジオ局に入社したヨンミは、地方勤務の後、人事によってソウルの中央放送局に異動となる。それに合わせたようにソウル市内の1件の家を紹介され、療養中の家主の代わりに家に住むことになったヨンミ。心機一転、揚々とソウル勤務を謳歌しはじめようとするも束の間。どうも素直に接することができない、資料室の職員キム・ジュンホ(ヨン・ジョンフン)との出会い、構成作家のオ・ヨンウンやDJのキム・ジヨンと衝突したりと、問題が止まない。そんなとき、ひょんなことから、大家から「見てはならない」と忠告されていた家主のパソコンに、奇妙な電子メールを見つけてしまう…。

キャスト[編集]

チャ・ヨンミ(ハ・ジウォン
ラジオ放送局・ソウル中央放送局に人事異動になり、『恋愛日和』を担当する放送作家。両親を幼くして亡くして、生活に苦労する日々が続いたが、大学入学時と学費の納入を“足長おじさん”に受ける。それ以来、まだ見ぬ彼に感謝し続けている。大学入学時に受領書と一緒に“足長おじさん”から送られてきたオンボロの勝負靴を大切にしている。通勤は自転車と地下鉄。最寄り駅は仁川(インチョン)駅。ポール・オースターが好き。本が好きなあまり、書店でバイトしたことも。
キム・ジュンホ(ヨン・ジョンフン
中央放送局・資料室勤務。寡黙で冷徹(ヨンミ視点)。その寡黙さは、過去に女性に振られたからとも噂される。兄が一人。幼い頃に両親を亡くして以来、兄弟で暮らす。
ヨンウ(パク・ウネ
ヒョンジュン(ヒョンビン
カン・チョンジョン(シニ
『恋愛日和』放送作家。ニックネームはチョン。ハンドルネームは“知性と美貌”。理事のことが好き。
イ・ヨンギュ(チョン・ジュナ
『恋愛日和』プロデューサー。あまりに小心者なので、つけられたあだ名は“ミス・リー”。
理事(オ・デギュ
中央放送局の理事。
オ・ヨンウン(ソン・ミンギョン
『恋愛日和』放送作家。仕事の鬼。中央放送局でも指折りの毒舌家。
キム・ジヨン
『恋愛日和』のDJ。元タレント。化粧が濃い目の高飛車。

スタッフ[編集]

  • 監督:コン・ジョンシク
  • 脚本:キム・ヒョンジュン
  • 脚色:ハ・スジン、イ・ヨンファ、シン・ミンジョン
  • 撮影監督:パク・ヒジュ
  • 製作:ユビンピクチャーズ、ウェルメイドエンタテインメント
  • 配給:CJエンタテインメント

外部リンク[編集]