おたる潮まつり
おたる潮まつり | |
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第51回潮まつりメイン会場での潮ねりこみの様子 | |
イベントの種類 | 地域イベント |
開催時期 | 7月の最終日曜の2日前から3日間 |
初回開催 | 1967年 |
会場 | 小樽港第3埠頭周辺 |
主催 | おたる潮まつり実行委員会 |
最寄駅 | JR小樽駅 |
公式サイト |
おたる潮まつり(おたるうしおまつり)は、毎年7月に小樽市で開催される祭り。
歴史[編集]
1958年の北海道博覧会成功を機に、それまで実施されてきた「港まつり」(1950年から)「競争花火大会」(1953年から)「北海道工業品共進会」(1950年から)「見本市」などを統合して、前身である「みなと小樽商工観光まつり」として1959年より開催され、1967年に第1回「おたる潮まつり」が第3埠頭で開催された。
第2回からは小樽公園に移されたが、第15回(1981年)からは第3埠頭に戻り現在に至る。
毎年市民及び札幌市など近隣市町村、さらに観光客など100万人前後(過去最多は第4回(1970年)の160万人。最近では50回記念となった2016年の128万人[1])の出入を記録しており、小樽の夏を代表するイベントとして定着している。
第48回(2014年)は3日目の午後が暴風のため各イベントが異例の中止になった[2]。
概略[編集]
基本的に、7月最終日曜日の2日前(金曜日)から3日間開催される。
初日に祭りの開催を知らせる「潮ふれこみ」、2日目に「潮ねりこみ」、最終日にレガッタ大会の「潮市民レガッタ」、漁船や屋形船による小樽港内パレードの「潮わたり」が行われる。
また、最終日には大花火大会が行われる。2009年から(2011年除く)は初日にも行われている。
潮ねりこみ[編集]
この祭りのメインイベントとも言えるのが「潮ねりこみ」である。
小樽市内外の企業や団体などでチームを結成し、市街地を「おたる潮音頭」「潮おどり唄」を踊りながら練り歩く。中には「とびいりDE踊り隊」と呼ばれる申し込みなしでも参加できる企画も存在する。参加者は約6,000人(2011年は77団体6,142人)にも上る。
コースは花園グリーンロードからメイン会場の第3埠頭まで。
大花火大会[編集]
おたる潮まつり大花火大会 | |
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概要 | |
旧名称 |
競争花火大会 (1953-1958) みなと小樽商工観光まつり (1959-1966) |
開催時期 | 7月下旬(日曜日) |
初回開催 | 1953年(競争花火大会として) |
会場・場所 | 小樽港第三埠頭 |
打ち上げ数 | 2,500発 |
主催 | おたる潮まつり実行委員会 |
人出 | 1,090,000人(2011年) |
最寄駅 | JR小樽駅 |
外部リンク | おたる潮まつり公式ウェブサイト |
「競争花火大会」より半世紀以上の歴史を持つ。
潮まつりとなって以降は最終日に行われているが、第43回(2009年)と第44回(2010年)は初日と最終日の計2回行われた。これにより初日は「山灯(やまび)」、最終日は「海灯(うみび)」と名づけられる。
第45回(2011年)は、最終日の1回のみで、名称も「道新納涼花火大会」と改称された。
第46回(2012年)は、初日開催が復活。
メイン会場となる第三埠頭から1回につき2,000 - 3,000発打ち上げられる。
花火大会の模様はFMおたるでも中継されている。
脚注[編集]
- ^ “おたる潮まつり”. 小樽市. 2017年6月12日閲覧。
- ^ “暴風雨の"潮まつり"3日目! 各イベントや花火も中止”. 小樽ジャーナル. (2014年7月27日)