Wikipedia:執筆コンテスト/第四回執筆コンテスト/選考

ここは、第四回執筆コンテスト選考を行う場所です。

1次選考[編集]

期間[編集]

日本時間で、4/27・0:00から5/3・23:59までに、投票してください。

選出項目数の整理[編集]

分野 総エントリ数 A1=審査員が選ぶ記事数(2pts.) A2=コメンテータが選ぶ記事数(1pt.) B=最終審査へ選出されるエントリー数(*)
A 15 3 2 6
B 4 - - 4
C 6 - - 6

(*)総エントリ数の40%(切り上げ)を基準とするが、ボーダーライン上に多数の記事がある場合、前後する可能性がある

1次選考は、上記表の通りとなります。各審査員・コメンテーターは、自らが最終選考に推薦する項目を以下に提示してください。チルダ(~~~)で署名してください。その際、暫定ポイントの数値を書き換えてください。

今回は、分野B及び分野Cにおいて、エントリーされた記事数が多くないため、1次選考を省略いたします。したがって、分野Aの最終選考の際に同時に最終選考を実施する形となります。分野B・Cに立候補しているコメンテーターは、最終選考において投票権を有すものとします。

分野A[編集]

○がついているものは、一次選考を通過した記事。

記事名 審査員(暫定ポイント) コメンテーター(暫定ポイント) 集計ポイント
手形金額重複記載事件 0
○京都大学芦生研究林 赤い飛行船(2) 2
ブライスキャニオン国立公園 0
富岩運河 0
枢軸時代 0
シアバター 0
○帝国クライス Tantal,赤い飛行船,らりた(6) Ks aka 98(1) 7
マルタ包囲戦 (1565年) 0
○アフリカ史 東 遥らりた(4) みっち(1) 5
学園前 (奈良市 ) 0
松江騒擾事件 0
○実隆公記 らりた(2) 2
○熊本県の歴史 Tantal(2) みっち,Ks aka 98(2) 4
○朝倉軌道 東 遥(2) 2
○マウンドヴィル Tantal,赤い飛行船,東 遥(6), 6

この下に推薦理由をご記入ください。

  • Tantal:15記事の中から3つを選ぶということは結構、断腸の思いがあります。とはいえ、自分が中心となって作成したルールを遵守しないと示しがつかないので(涙)。自分自身の基準としては、すぐにでも、Wikipedia:秀逸な記事の選考にかけても問題がない記事を選考の基準と置いているのは前回と変わりません。アフリカ史においては現代史の厚みがやや不足している点、京都大学芦生研究林においては適切な画像があればという感を持っています。とはいえ、分野Aに投稿される記事は、地理、歴史分野がある程度執筆しやすいという特性があるとはいえ、その分、質が高い記事が投稿される可能性は分野Bよりも高いわけであり、はっきり言えばかなりの激戦だと思っています。投稿された皆様、お疲れ様です。--Tantal 2008年4月26日 (土) 15:14 (UTC)[返信]
  • みっち:あと3つくらいは選ばせてもらいたいところでした。最終的に決定材料としたのは、画像配置や構成を含めた記事全体の印象と最後まで集中して読めたかどうかです。「熊本県の歴史」は画像がないという不利を、筆力でカバーして余りあると思いました。「アフリカ史」は、百科事典として必須項目とも思いますし、個人的にインパクトがありました。選べなくて申し訳ないのが「シアバター」(いい記事ですが、ちょっと短いかな)、「帝国クライス」(もう少し概括的に読める部分があるとよりわかった気になれるのではないでしょうか)です。「マウンドヴィル」が力作であることは疑いをいれませんが、私の狭い知識では評価の外とせざるを得ませんでした。執筆者のみなさんの健闘に敬意を表します。--みっち 2008年4月30日 (水) 12:02 (UTC)[返信]
  • 赤い飛行船:力作ぞろいで迷いに迷いました。しかし絞り込まないことには審査になりません。心を鬼にして思い切ることにしました。▼私の選考基準は、全体としての完成度はあまり重視していません。執筆コンテストですので、あくまで記事を評価対象としています。それが画像が欲しいとコメントしていた項目が選ばれている理由です。全体としての完成度は重視しないとしているものの、導入部の長さとわかりやすさにはこだわりました。導入部を読んだだけで概略が把握できる長さと内容が簡潔に記述されているものを高く評価しています。最初の見出し以下の部分との重複があるからと導入部を削る人がいますが、それは違うと思います。導入部を読んだだけで、その項目に対する基礎知識や特筆性を掴めるようにしておくことが、読み手に対する心配りなのではないでしょうか。そのためなら多少の重複は許されると思います。それから全体の構成。加筆の余地のあるなし。まだ育ちそうな記事は今後に期待することにしました。▼その結果推すことにしたのが京都大学芦生研究林、帝国クライス、マウンドヴィルの3件です。-- 赤い飛行船 2008年5月2日 (金) 16:45 (UTC)[返信]
  • Ks aka 98コメントが遅れてすみませんでした。今回も記事の水準が大幅に上がったという印象を受けます。猛烈に迷い、完成度で選ぶしかなくなっての2項目です。--Ks aka 98 2008年5月2日 (金) 20:01 (UTC)[返信]
  • 東 遥: 既に述べられている様に力作・良作が多数並ぶなかから3件を選ばねばならないというのは大層悩みました。一次審査においては、敢えて現時点の完成度にはこだわらず、こんなものがあるぞ、という項目の選び方、是非知って欲しいという意欲、言ってみればチャレンジャー精神も重視しました。アフリカ史については、日本の世界史教育で重視されない部分につき良く纏められている点をかいました。朝倉軌道については、仰るようにはちゃめちゃな企業・鉄道に注目した点、そして、資料をひき真面目に記述しつ笑みを引き出す内容に纏められる点を買いました。マウンドヴィルは、やはり世界史ではあまり重視されない、或いは研究の進んでいない部分に注目した点を買いました。以下、次点、というには余りにも惜しいものを挙げますと松江騒擾事件は、戦後の混乱期の中の出来事、見過ごされている事について丁寧に追いかけている点が宜しいと存じます。熊本県の歴史は、良く纏められて勉強する手掛かりとして充分な点が宜しいと存じます。帝国クライスは、完成度が高くそのままでも秀逸な記事に推してもよいくらいと存じます。実隆公記は、それ一つで背景もある程度おさえつつ読める内容に纏められている点が宜しいと存じます。さて、枢軸時代は最後の最後まで入れようかどうか悩みました。ただ、ヤスパースの主張する点が、個別の地域の歴史上の状況とどの様に関連するかの点につき能力及ばず「私が読み取り切れなかった」もので、推す事ができませんでした。申し訳ありません。東 遥 2008年5月3日 (土) 11:52 (UTC)[返信]
  • らりた:私の選考は解りやすさ、特に構成面での。を重点的に考えました。百科事典の記事では文面全てを詳細に読んでもらえない可能性も高く、部分単独でも知識を伝える役目を果たしており、目次の時点で「どこを読めばどういう知識が得られる」ということがはっきり解るのが望ましいと思います。その点で私は「アフリカ史」・「帝国クライス」・「実隆公記」の三者を推しました。「枢軸時代」・「マウンドヴィル」は非常な力作ですが、部分だけを読んでは理解は難しかろうと思い選考からはずしました。らりた 2008年5月3日 (土) 12:05 (UTC)[返信]

最終選考[編集]

分野A[編集]

日本時間で、5/4・0:00から5/10・23:59までに、投票してください。

分野Aでは、以下の7記事が最終選考に進みます。

  • 記事名(一次選考時のポイント数)
  • 京都大学芦生研究林(2)
  • 帝国クライス(7)
  • アフリカ史(5)
  • 実隆公記(2)
  • 熊本県の歴史(4)
  • 朝倉軌道(2)
  • マウンドヴィル(6)

コメンテーターの皆様お疲れ様でした。審査員の方は、それぞれの記事に点数をつけてください。

User名 1位 2位 3位
Tantal 熊本県の歴史 帝国クライス マウンドヴィル
らりた 帝国クライス アフリカ史 実隆公記
S kitahashi
赤い飛行船 帝国クライス マウンドヴィル 京都大学芦生研究林
東 遥 アフリカ史 帝国クライス 朝倉軌道

この下に選考理由をご記入ください。

  • Tantal:一押しは、熊本県の歴史です。審査員が熊本在住なのを狙い撃ちにしたのかと最初は考えたのですが、阿蘇山の爆発から水俣病まで熊本県の歴史としてほぼ疎漏無く通史として完成している点と郷土史という従来の日本語版には欠けていた視点をもたらした点を評価したいと思っています。帝国クライス(神聖ローマ帝国時代の治安維持について)、マウンドヴィル(アメリカにおける古代遺跡)の両者は甲乙付けがたいのですが、やはり記事のわかり易さから帝国クライスを2位にしました。マウンドヴィルに関しては、UNESCO・世界遺産暫定リストにも記載されている重要な遺跡のようなので、そのあたりの記述があると記事に深みを持たせることが出来ると思います(ただ、暫定リストに対しての言及に関しては私も突っ込まれどころ満載だったりするのはサンタレンで明らかなんですけど)。
  • 東 遥: 最終選考では多少完成度、読み易さの占める比率を上げましたが、あまり知られていない事を伝えたいという意欲も重視しました。他のものも含めて中々甲乙つけがたいのですが、アフリカ史は、やはり普段は知られていない事を手際よく纏めた点、帝国クライスも、通り一遍の世界史では触れられない事柄を判りやすく、充分な記述戴いている点、朝倉軌道は、これまた、こんなものがあったのか、という事柄を丁寧に記述いただいた点から、選ばせて戴きました。東 遥 2008年5月4日 (日) 03:35 (UTC)[返信]
  • らりた:一次選考とほとんど変わっていませんが、「頭にすんなり入る」プラス内容の充実度で評価しました。帝国クライスはその点で初めの定義部分から歴史、具体的な内容と流れがわかりやすく一位に押させていただきました。アフリカ史は本文にも書いてあるとおりまだ歴史を編むに至っていないということから致し方ない面もあるのですが、少々流れがつかみにくい点があるので二位とさせていただきました。いずれにせよ執筆者の方々には大変お疲れ様でした。2008年5月10日 (土) 13:19 (UTC)[返信]
  • 赤い飛行船:いよいよ最終選考です。ここでコメントしておいた方がよさそうなのでちょっと長くなりますが選からもれたものについて一言づつ触れさせていただきます。▼手形金額重複記載事件はコンパクトにまとめられた良い記事だと思いました。ただコメントで指摘したように内容が錯綜しているのではないかと思われる点があるのが残念でした。▼ブライスキャニオン国立公園は導入部の長さと内容は適切だと思います。この程度の長さは欲しいところです。ただ日本語としてこなれていないのが惜しまれます。また米国人にとっては言わずもがなのことでも日本人にはピンとこない事柄があります。そのような点を補う記述が必要だと思います。▼富岩運河は長年スタブ以下だった項目をここまで充実させたのは凄いと思いますが、情報の整理が必要ではないでしょうか。特筆すべき点があるのに、それがうまく表現されていないように思います。 ▼枢軸時代は全般的に冗長です。構成もですが、ひとつひとつの文が長すぎるのです。ワンセンテンスが長いとどうしても文意の掴みにくい文章になります。その辺りを意識して書き直してみたらよいと思います。 ▼シアバター はコミュニティートレードの話に連なるもので、目の付けどころが良いと思いました。導入部はもう少し詳しく書いて欲しいところです。ちなみに最新版より選考対象版の方が全般的にわかりやすいですね。 ▼マルタ包囲戦 (1565年) は誤訳が指摘されています。その点再考してみてください。 ▼アフリカ史 は最後の最後まで迷った項目のひとつです。近現代の記述が薄いのがやっぱり気になりました。 ▼学園前 (奈良市) は自治体記事との兼ね合いと書きかけの部分の多い点が気になりました。 ▼松江騒擾事件 は「秀逸な記事」から最も遠いだろうと思われていたサブカルチャー系の記事をGARNET CROWで秀逸入りさせたZEROさんらしいしっかりとした構成が光ります。ただ未完成であるとZEROさん自身も言われているので、今回の選からは外させてもらいました。 ▼実隆公記は日本の中世史を扱ったものですが、このような記事が増えなければならないと思います。時間が足りなかったようで、まだまだ育つ記事という感じがします。今後に期待します。▼熊本県の歴史ですが、これも最後の最後まで迷った項目のひとつです。資料入手に苦労されたようですが、かえってそれが良かったのかもしれません。地元熊本にいればもっと簡単に資料が集められたことでしょう。がしかし、細々したところに目が行き、単なるお国自慢に陥っていた可能性も棄て切れません。旧石器時代から現代に至るまでをデジタル百科事典という特性を生かしてまとめ上げた良質な記事だと思いますが、加筆の余地があるとのことですので、今後に期待させていただきました。▼朝倉軌道も棄て難い記事でした。現状ではこれでよしとしなければならないのかなとも思いますが、資料を掘り起こして加筆していただければと思います。▼帝国クライスマウンドヴィル京都大学芦生研究林の順に推すことにしました。一番に推すのは帝国クライスです。私が評価基準とした点をこれが一番満たしていたように思います。細かな注文をつけるとすれば、導入部ですけども1段落で読ませるには無理があるように思います。印刷媒体ならこの程度の分量で1段落でも良いのですが、ディスプレイで読むには3つぐらいに分けてもらえるとありがたいです。マウンドヴィルの研究史がいきなり出てくるところは私も面食らいましたけれども、人口に膾炙する過程を見るようなものだということに気づいてからは違和感を感じなくなりました。まだまだわからないことが多いようですので、こういうまとめの方が良いのかもしれません。京都大学芦生研究林は地図や写真など画像がないのは完成度を落としています。でも記事としては完成しています。執筆コンテストですので画像のないことを減点要因としませんでした。▼甲乙付け難い力作ぞろいでした。すべての項目が早晩「秀逸な記事」のリストに載るものと思います。それを楽しみにしています。-- 赤い飛行船 2008年5月10日 (土) 14:58 (UTC)(慌てて書いてログインを忘れていた。細かな点修正しつつ-- 赤い飛行船 2008年5月10日 (土) 15:36 (UTC)[返信]

⇒選考は終了しました。

1位-帝国クライス(16)、2位-アフリカ史(8)、次点-熊本県の歴史(5)・マウンドヴィル(5)、京都大学芦生研究林・実隆公記・朝倉軌道(2)となります。

分野B[編集]

分野Bは、エントリー記事が4記事のため、全ての記事が最終選考に進みます。なお、コメンテーターの方も1位(2.5pts)/2位(1.5pts)の投票権を持つこととします。

日本時間で、5/4・0:00から5/10・23:59までに、投票してください。

  • 審査員
User名 1位 2位 3位
レイキャビク XB-42 (爆撃機) 縞状鉄鉱床 H5N1亜型
Uma 縞状鉄鉱床 XB-42 (爆撃機) タンパク質構造
ネプチューン  縞状鉄鉱床 タンパク質構造 H5N1亜型
赤い飛行船 縞状鉄鉱床 タンパク質構造 XB-42 (爆撃機)
東 遥 縞状鉄鉱床 H5N1亜型 XB-42 (爆撃機)
  • コメンテーター
User名 1位 2位
Y tambe 縞状鉄鉱床 (該当なし)
森造 縞状鉄鉱床 タンパク質構造
Imuzak
みっち 棄権 棄権
Cave cattum

この下に選考理由をご記入ください。

  • 東 遥: 縞状鉄鉱床は鉱物の通り一遍の説明に留まらず、地球史にまで話が及ぶ大きなスケールを手際よくまとめていただいたことから推させて頂きました。次いでH5N1亜型は今フォーカスされている事柄につき最新の状況まで含めて記述いただいたことから推させて頂きました。最後にXB-42 (爆撃機)はあまり知られない事柄について触れ、まとめているところから推させて頂きました。タンパク質構造については、各要素を横断的に纏める記述がまだ不充分に思われたことから次点とさせていただきました。東 遥 2008年5月4日 (日) 02:31 (UTC)[返信]
  • レイキャビク大変難しいのですが、XB-42 (爆撃機)をあえて一位に推すことにしました。聞いたこともないような戦闘機のお話(失礼)なのですが、それを非常に調べ上げていること、本国の英語版よりもよほど詳しく面白い出来栄えとなっていることなどがその理由です。まだまだ参考文献を列挙してほしいとか、細かい誤字が多いなどの問題はありますが、百科事典らしい記事だと思いました。縞状鉄鉱床は限りなく一位に近い二位です。大変読み物として面白く、壮大なドラマが広がる良い記事であることは全面的に賛同するのですが、「鉄鋼床」の記事である割に、鉄鋼床そのものの物性や性質に関する記述が少し弱いというか、成立過程のドラマが大きすぎて物性が弱まっちゃったような印象があるのが残念です。「鉄鋼床の成立過程」という記事であれば、これは間違いなく一位だったのですけど。しかし非常に僅差の1,2位でした。3,4位もこれまた僅差でしたが、H5N1亜型を推させていただきました。両者のクオリティに関しては譲らずといったところなのですが、タンパク質構造の方がもともとの記事にされるべき内容の壮大さがケタハズレであり、テーマのあまりの壮大さがかえって仇となってしまったような、皮肉な結果だと思います。実はワタシもタンパク質の高次構造に着いての記事を書こうとしたことがあって、しかしどこから取り掛かってよいものやら、ということで断念してしまったことがありまして・・・。ただ、「Wikipediaに記事としてかかれるべき記事なのにこれまで書かれていなかった」という点に関しては、タンパク質構造が4つの中でもっとも優れているとも思います。そういう意味では、執筆していただいたことそのものを、最も感謝&評価されるべき記事は、じつはこれだと考えています。--レイキャビク 2008年5月4日 (日) 04:59 (UTC)[返信]
  • ネプチューン:まず、審査基準は内容が深く掘り下げられているか、読んでいて興味を持つような文章か、文章の内容をを理解しやすくする画像が多くあるかの3点です。縞状鉄鉱床は地質学、生物学、考古学、化学、地理学の面から詳しく書かれており、最後まで興味を持って読ませていただきました。また、画像も縞状鉄鉱床の奥深くまでイメージできるものばかりで大変優秀な記事でした。タンパク質構造は読んでいて漠然としたイメージしかなかった「タンパク質」に対する知識が詳細になり大変ためになったと思います。ただ、画像がタンパク質に関する構造式が多くて顕微鏡で撮影した画像があればより良かったかなと思います。H5N1亜型は性質、感染状況がこと細やかに書かれておりパンデミックの前に読んでおけば生存できる可能性は高いを感じました。また、画像は高校時代の生物の教科書の写真以上にインパクトのあるものが多かったです。ただ、世界中でパンデミックの危険性が高く各国が研究が進んでいるのでまだまだ加筆の余地があり、今後掘り下げていけばすばらしい記事になるかと思います。XB-42 (爆撃機)は知名度が低いのによく英語版から素晴らしい記事を仕上げられたのは評価します。ただ、読んでいて何かつまらなかったです。(英語版の量が少ないのが原因)今後の加筆にご期待します。以上のことから1位は縞状鉄鉱床、2位はタンパク質構造、3位はH5N1亜型で投票させていただきます。執筆された皆様、ご執筆お疲れ様でした。今後のご健闘に期待しております。--ネプチューン 2008年5月4日 (日) 06:00 (UTC)[返信]
  • みっち分野Bについては、投票を棄権します。理由は、専門性が高いこともあって、私にはほとんど理解できない記事が2つあり、単に読めたからというだけで残る記事を選ぶわけにはいかないだろうと考えたからです。執筆者の方には、意義ある項目に挑戦されたことに敬意を表するとともに、専門的であっても、概要などを読めばある程度イメージできる記事内容、あるいは文章に配慮をお願いしたいと思います。--みっち 2008年5月5日 (月) 07:31 (UTC)[返信]
  • Y tambe:全体のバランスから考えて縞状鉄鉱床に投票します。H5N1亜型については、よく書けてはいるのですが、1997年の香港でのアウトブレイクに関する記述が少ないのはこの記事にとって致命的欠陥とも言える問題点ですので、当該分野を専門とする身としては、さすがにこれを推すことはできないです(非常に惜しいのですが)。タンパク質構造についても同様にバランスの悪さが目立ちました。一方、XB-42 (爆撃機)については、良いバランスで書かれているように感じましたが、まったくの専門外の観点からの判断になりますので、判定を留保いたします。--Y tambe 2008年5月5日 (月) 13:20 (UTC)[返信]
  • 森造:正直、今回の分野Bは素晴らしい記事が多いので、選ぶのには非常に苦労しました。とはいえ、全ての記事を1位にするわけにはいかないので、順位を付ける作業はまさに断腸の思いでした。縞状鉄鉱床は、その用語自体は、高校で習うレベルなのですが、単なる用語説明を超えて、地球の起源にまで発展させているのは見事としか言いようがありません。地学の面白いところが存分に表現されていると思います。カラー画像も多く取り入れられていますし、下手な専門書や参考書を読むよりも価値があるかもしれませんね。次はタンパク質構造の記事についてです。内容が非常にわかりやすくまとめられていると思います。「タンパク質」について知る上で、色々な項目の橋渡しをさせてくれることでしょう。特にアミノ酸について知りたいと思うのなら、切っても切り離せない内容ですからね。H5N1亜型も捨てがたかったんですが……、やはり「A型インフルエンザウイルスH5N1亜型」だと思うと少々、スケールが小さかったですね。XB-42 (爆撃機)も、非常にマニア心をくすぐりそうな内容ではあったんですが、やはり利用頻度を考えて、外させていただきました。内容は、他の項目にも勝るとも劣らない出来映えだったと思います。とても面白かったです。本当に心が痛いです。ごめんなさい。--森造 2008年5月7日 (水) 16:16 (UTC)[返信]
  • Uma : すべての作品とも非常に努力してるのを感じました。専門外ですので、内容の正確性とかはあまり考慮せず、それよりも文章の書き方や構成が、日本語の文章(技術論文)として、望ましいものから順番に並べたつもりです。本来はコメント期間中にコメントするべきことかも知れませんが、遅れてしまったので、この場を借りて、気になった点を簡単に述べさせて頂きます。1位の縞状鉄鉱床ですが、スノーボールアース仮説も成因のひとつ(の仮説)ではないかと思うので、成因とは別の段落が望ましいのでしょうか。2位のXB-42は「開発の背景」の段落に初飛行の話があり、「エンジンおよびプロペラ」の段落に速度記録があった後、「その後」として段落構成になっていますが、歴史的な流れをつかむには適切な構成なのでしょうか。タンパク質構造H5N1亜型については、1文で1段落を構成している文章が所々見られたのが気になります。
  • 赤い飛行船:B分野もA分野同様秀作ぞろいでした。縞状鉄鉱床は私の基準を満たしていますし、何よりも完成度の高さが飛び抜けていました。文句なく1位に推させていただきます。2位以下はちょっと悩みました。タンパク質構造を2位に、XB-42 (爆撃機)を3位としました。▼結果、H5N1亜型が選外となってしまいました。インフルエンザがあり、インフルエンザウイルスがあり、さらにインフルエンザウイルスA型があって、その上トリインフルエンザがあります。他の項目で触れた方が良い部分は思い切って削り、ここでなければ書くところがない内容だけに絞って書いてもらえたらなと思いました。もっと{{main}}を使っても良いのではないでしょうか。▼縞状鉄鉱床はすぐにも秀逸な記事と認められることでしょう。他の記事も充分狙えるところにあります。1日も早くリストに加えられることを願って止みません。-- 赤い飛行船 2008年5月10日 (土) 14:58 (UTC)(慌てて書いてログインを忘れていた。細かな点修正しつつ-- 赤い飛行船 2008年5月10日 (土) 15:36 (UTC)[返信]

⇒選考は終了しました。

1位-縞状鉄鉱床(23+5=28)、2位-XB-42 (爆撃機)(12+0=12)、次点-タンパク質構造(8+1.5=9.5)、H5N1亜型(7+0=7)となります。

分野C[編集]

分野Cは、エントリー記事が6記事のため、全ての記事が最終選考に進みます。なお、コメンテーターの方も1位(2.5pts)/2位(1.5pts)の投票権を持つこととします。

日本時間で、5/4・0:00から5/10・23:59までに、投票してください。

  • 審査員
User名 1位 2位 3位
Tantal ジャック・テイタム カリュドーンの猪 錦絵新聞
S kitahashi
Uma 文化遺産保護制度 錦絵新聞 カリュドーンの猪
ネプチューン 文化遺産保護制度 カリュドーンの猪 ルネサンス文学
Ks aka 98 文化遺産保護制度 カリュドーンの猪 錦絵新聞
赤い飛行船 カリュドーンの猪 文化遺産保護制度 調緒

この下に選考理由をご記入ください。

  • Tantal:投稿された記事が6記事でその中で、順番をつけると、私の個人的な順位は上記の表の通りとなります。まず、圏外になった3記事について言及すると、調緒の記事は日本語版で望まれる記事であるのですが鼓に使う麻の紐であるということはすぐ分かるとはいえ、その歴史に対して現状のままでは深みが足りないかと。確かに陶磁器や漆器といった伝統工芸と比較すると記事のしにくさはあるかもしれませんが、それに挑戦する価値があるのと参考文献が提示されていないのが減点ポイント。ルネサンス文学は、将来の記事の成長性を期待するものですが現状だと、他の記事の役割分担や歴史的意義を記述する必要性があると存じます。文化遺産保護制度に関してはどうしても、アブ・シンベルと世界遺産制度への導入が欠かせないと思いますし、日本中心になっているのが個人的には減点としています。カリュドーンの猪、ジャック・テイタム、錦絵新聞の3記事を並べるとスポーツ、ギリシャ神話、メディアとまったく違う分野を比較すると言う事自体ナンセンスなのは承知しているわけですが、日本語版では難しいアメフト、ギリシャ神話を題材に記事を簡潔にまとめていらっしゃることから、順番をつけました。
  • ネプチューン:審査基準は分野Bと同じです。文化遺産保護制度は日本などの主要国の制度まで書かれており最後まで興味を持って読めました。画像も適切で秀逸な記事にでもしたいぐらいです。カリュドーンの猪はギリシア・ローマには詳しい私でも知らないことで興味深く内容も濃かったです。ただ、客観的に読むと面白くないと感じてしまいそうな人がいると思いました。誰でも読めるような記事にしていって欲しいです。残りの記事ははっきり言わせてもらうとあまり良くない記事でした。3位の記事は投票しないまで思ったほどです。しかし、それは審査員としてよろしくないのでいちよ3位を選びました。ルネサンス文学は内容は多いのですが、まだ掘り下げられる感じですし、ルネサンス文学が後の時代に与えた影響がよく分からなかったです。ジャック・テイタムは参考程度ににマイケル・ジョーダンと読み比べたのですが、内容不足は否めません。NFLでは有名な選手ですからエピソードや名言はあるはずです。それがあれば面白い記事になるかと思います。調緒は材質とか特徴はよく分かりましたが、いつ・どこで・誰が発明したとかという歴史性が欠けており内容もいまいちでした。錦絵新聞は一見、内容もあって面白そうでしたが、実際読んでみると「何だ、これだけかよ。」と叫んでしまったほど内容がかなり不足していました。以上のことから1位は文化遺産保護制度、2位はカリュドーンの猪、3位はルネサンス文学で投票しました。6記事ともまだまだ加筆の余地が十分に残されています。今後のご加筆に期待しております。最後になりましたが、執筆お疲れ様でした。--ネプチューン 2008年5月6日 (火) 11:34 (UTC)[返信]
  • Ks aka 98文化遺産保護制度:JPOVに陥ることなく、視点の異なる信頼できる資料を踏まえ、また画像では古代、近代、無形、ジンギスカンのような、やや意外なものまでを選ぶことで、目を引くと同時に「文化」の幅広さを示すことができていると思います。カリュドーンの猪:概要では意見の一致をみることができませんでしたが、原典などの扱い方、物語自体ではなくそれを対象とするものとしての美術を取り上げるなど、さらに踏み込むために有益な情報と広がりを与えてくれる記事だと思います。錦絵新聞:どうせならもうちょっと書けたはずなのにという思いもありつつ、なのですが、情報源を丁寧に示しながら、染料などにも目を配った点、加えて、資料の扱いやデータベース系の外部リンクの扱いは、非常に可能性を感じるものでした。--Ks aka 98 2008年5月7日 (水) 18:46 (UTC)[返信]
  • Uma : こちらは分野B以上に力作、努力作が入り混じっていて、楽しく拝見させてもらいました。その中でも文化遺産保護制度は秀作です。日本中心になっているとの指摘もありますが、他国の事情にも触れており、日本語の文献であれば、これぐらいの比重は問題ないと判断しました。2位以下は甲乙つけ難いのですが、日本語で日本人の私が読んでいて面白いものの順番ではこうなるでしょうか。題材がいずれも難しい中で大変努力されているのは感じました。
  • 赤い飛行船:C分野ではカリュドーンの猪文化遺産保護制度調緒の順に推させていただきました。▼カリュドーンの猪は細かいことを言えば問題ありなのかもしれませんが、よくまとまっていると思います。文化遺産保護制度は日本中心に陥らずよく整理されていると思いました。そして調緒は前ふたつよりは記述に漏れがあるように思いますが、着眼のよさを買いました。▼ジャック・テイタムはわかりやすさという点でもう一工夫欲しいと思いました。ディフェンスバックと言われただけで基礎知識のない日本語話者にはお手上げです。暗号か呪文か何かのようなものなのですから。たとえば、ポジュションについての解説記事がアメリカンフットボールのポジションにあるので、それを導入部で案内しておくことも考慮すべきかと思います。▼ルネサンス文学は資料収集が不十分な状態で書き始めてしまったように見受けられます。この記事はかなり大きなものになるはずです。それだけに大事にして欲しいのです。参考文献として日本語訳された作品があげられていますけど、研究書があまりあげられていないのが気になりました。日本語で書かれたのだけでも相当あるはずなんですが。▼錦絵新聞も棄て難かったのですが、まだまだ書けそうですね。その余地が大きいだろうということで外させてもらいました。-- 赤い飛行船 2008年5月10日 (土) 14:58 (UTC)(慌てて書いてログインを忘れていた。細かな点修正しつつ-- 赤い飛行船 2008年5月10日 (土) 15:36 (UTC)[返信]


  • コメンテーター
User名 1位 2位
Toki-ho 文化遺産保護制度 ルネサンス文学
森造 カリュドーンの猪 錦絵新聞
オレリ

この下に選考理由をご記入ください。

  • 森造:カリュドーンの猪の記事には非常に感銘を受けました。ギリシャ神話は原典によって内容が若干異なりますし、なにしろ非常に分量が多いのでまとめるのは一苦労だったと思います。後に作られた作品群まで、まとめられていたのも、私の中で評価のポイントアップになりました。錦絵新聞は、なかなか興味深い内容でしたが、少々、中身が単純だったように思えます。錦絵新聞は、結果的には廃れてしまいましたが、「メディアとしての錦絵(正確には、もはや新聞ではないので、こんな表記になってしまいましたが……。)」は川上音二郎オッペケペー節で有名な、あの錦絵や戦争錦絵などの形で生きていたように思えます。出来るならば、その辺まで発展させて書いて欲しかったですね。最後に、アクセス規制や連休中に外出していたりなどして、コメンテーターとしての仕事を充分に出来なかったことを関係者の方々に深くお詫び申し上げます。--森造 2008年5月7日 (水) 16:16 (UTC)[返信]
  • toki-ho:分野Cはいづれも力作で、とくにカリュドーンの猪錦絵新聞ルネサンス文学文化遺産保護制度の4項目が私の興味分野であり、また記述の優秀さが拮抗していたと思います。そのなかで2つを選んだのは、「書かれるべき項目」であると思うという理由に他なりません。いづれにせよ、Wikipedia日本語版を充実していくためのみなさま(コンテストのお世話係のみなさま、審査員のみなさま、執筆者のみなさま、そしてコメンテーターのみなさま)の努力に敬意を表します。途中旅行などで家にいなかったためあまりコメントできませんでしたことをお許しください。みなさま、本当におつかれさまでした&ありがとうございました。Toki-ho 2008年5月10日 (土) 12:21 (UTC)[返信]

⇒選考は終了しました。

1位-文化遺産保護制度(18+2.5=20.5)、2位-カリュドーンの猪(16+2.5=18.5)、次点-錦絵新聞(7+1.5=8.5)、以下、ジャック・テイタム(5+0=5)、ルネサンス文学(2+1.5=3.5)、調緒(3+0=3)となります。