Wikipedia:井戸端/subj/記事名とWikipediaが参照している外部データが齟齬をきたしていることは改名提案の理由になるか

記事名とWikipediaが参照している外部データが齟齬をきたしていることは改名提案の理由になるか[編集]

長らく紛糾していた(グルジア→)ジョージア (国)の改名論争が決着して2ヶ月ほどが経ちましたが、子記事やカテゴリ等に関しては一括改名を行わず個別に議論すると言うことになったので、なお混在が続いています。例えば「グルジア語」に関しては「ジョージア語」への改名が学会で決議された等の事実が確認されていないことや、辞典・テキストおよび大学の講座等で「ジョージア語」を冠した事例が現時点で見当たらないことを理由に改名されていませんが、右のテンプレートや仮リンク(例:カルトリの母グルジア語版)を見ていただくとわかるようにWikipediaが頻繁に参照している外部データでは既に「ジョージア語」へ変更されており、記事名との間で齟齬をきたしています。このような場合「Wikipediaが参照している外部データと整合させる」ことは記事を改名すべき理由として妥当なのでしょうか。

現時点で参照可能な「ジョージア語」を使用している高次出典にはMicrosoftORACLEなどが挙げられます。また、国立国会図書館の「アジア情報室所蔵資料の概要」や国際交流基金の日本語能力試験「母語」の欄では「ジョージア語」と(「グルジア語」との並記すらなく)記載されており「ビルマ語」や「ペルシア語」とは明らかに異なる対応をしていることがわかります。 --サンシャイン劇場会話2016年10月3日 (月) 10:30 (UTC)[返信]

改名提案については上記のように「外部データとの齟齬」以外に理由が用意できるならそっち(普通の理由)で改名提案した方が良い気がします。齟齬についてはグルジア語の記事中に“ジョージア語”表記についての説明もありますし、記事名との食い違い自体は気にしなければそれまでと言うか、ジョージア語でグルジア語にリダイレクトされるようになっている以上、特に不便はないのではないかと思います。当件をきっかけに「(CONTENTLANGUAGEに限らず)システムを理由に変えること」が改名理由として成立すると(他のケースで)それが弊害になる場合も出てきそうです。--ButuCC+Mtp 2016年10月3日 (月) 11:31 (UTC)[返信]
情報 WT:NC#改定案2でも同じような話が持ち上がりました。これは楽曲などの記事で作品の正式名称に「」がついている際には、そのまま「」を付けてよいとする提案として当初自分が持ち上げた話なのですが、その時に「記事が前方一致で五十音・アルファベット以外からの開始になるので反対だ」という意見がありました。こちらはリダイレクトを作成するということで合意しています。 --組曲師talk/ 履歴 2016年10月3日 (月) 14:50 (UTC)[返信]
情報 MediaWikiでは言語名はCLDRから引っ張ってきています。CLDRはUnicodeコンソーシアムが管轄するロケール情報で、バージョン28から言語コード"ka"(英語で言うGeorgian)は「ジョージア語」に変更されています(参考:バージョン27)。なお最新バージョンは29です。変更意図は議事録を追えば分かるはずですが、ぱっと見つけられませんでした。おそらく世界に存在するほぼすべてのl10n/i18nされているソフトウェア等はすべてこのCLDRを使っているはずなので、ここが「ジョージア語」に変更されている以上、少なくともコンピューター/ソフトウェアの世界ではほぼ全てが「ジョージア語」となっているはずです。MicrosoftもOracleもジョージア語なのはそのせいではないでしょうか(だから出典としては結局CLDRひとつ?)。なお、CLDRを変えれば、元のグルジア語に戻せないことはないと思いますが・・・。--青子守歌会話/履歴 2016年10月4日 (火) 10:29 (UTC)[返信]
  • 外部データはウィキペディアとは関係がないものなので、それを理由に改名するというのは良くないと思います。ウィキペディアの記事名はあくまでウィキペディアの都合で決められるべきだと思います。少なくともこの件ではほかに正当な理由があるわけですから、気にせず議論をしたらいいのではないかと思います。--有足魚会話2016年10月4日 (火) 10:42 (UTC)[返信]
  • コメント 「これ単体では改名理由とすべきではない、ただし他の改名理由と組み合わせの場合は複数の理由の一つとして可となる場合もある」という意見には私は賛成です。ところで私も念のため確認したいのですが、サンシャイン劇場さんはカタルーニャ語を「カタロニア語」に改名すべきだとは考えていらっしゃるのでしょうか?「グルジア語」の表示が「ジョージア語」に変更されるずっと以前から{{Wikipedia|ca}}の表示などでは「カタロニア語」が使用されていたようです。なお、表示が「ジョージア語」になったのがCLDRの変更によるものだという話は2016年4月26日にもあったようです。--雛鳥(Hinadori) 2016年10月4日 (火) 14:23 (UTC)[返信]
    • コメント カタルーニャ語に関しては「ギリシャ」と「ギリシア語」のような表記ゆれの事例と言えなくもないと思いますが、調べてみた範囲では検索・学術論文での使用例とも「カタロニア語」と「カタルーニャ語」が拮抗しているので仮に議論が提起されるならばプロジェクト:スペインの判断に任せるべきだと思います(恐らく議論が提起されることは無いでしょうし個人としても提起するつもりはありません)。今回の場合は国際交流基金の「母語」でもそうなっているように「カタロニア語」に当たるのが「ジョージア語」で、現地公用語に即した「カタルーニャ語」に当たるのは「グルジア語」ではなく「カルトリ語」と言うことになると思いますが「カルトリ語」への改名提案は過去に否決されています。また、ギリシャ、カタルーニャとも日本語版にない記事の仮リンクが作成される場合はそれぞれ英語版とスペイン語版が引かれることが多いので、地名との齟齬がそれほど目立っていない点も違いがあります。 --サンシャイン劇場会話2016年10月5日 (水) 06:12 (UTC)[返信]
      • 「カタロニア・カタルーニャ」の場合においても(CLDRにおける表記との齟齬はひとまず置いておき)別の点からアプローチしているようですが、つまりそういうことではありませんか。結局、記事名との齟齬(≒表記ゆれの範疇)の良し悪しの決め手が「CLDR以外の理由」によって判断されるような場合、CLDRの表記単体は毒にも薬にもならない気がします(Common Locale Data Repository見る限りだとCLDRとJaWP記事名との齟齬って結構あるようですね)。現記事名がCLDR以外の点で適当で、表記ゆれの一種としてCLDRの表記も可とする場合は「ギリシャ・ギリシア」のように無問題、ってことになりますし。現記事名がCLDR以外の点で不適当だからと改名提案をする場合はCLDRは関係ありませんし、CLDRの表記は表記揺れとしても不適切だという場合は記事名ではなくCLDR側の変更を検討することになります。--ButuCC+Mtp 2016年10月5日 (水) 11:11 (UTC)[返信]