ビデオ表示端末
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2台の液晶ディスプレイ端末を使うデスクワーカー。

販売展示されている Apple Pro Display XDR。
ビデオ表示端末(英: Video Display Terminal, VDT)はブラウン管や液晶などのビデオディスプレイを表示に用いる端末である。もともとはテレタイプ端末のような機械式端末に対して用いられた用語である。
労働衛生管理におけるVDT[編集]
労働衛生管理で端末作業について言及する場合、VDTの略称が多く用いられる。
これは、1985年12月20日付の労働省の通達「VDT作業のための労働衛生上の指針について」(基発第705号)によってコンピュータの画面を見つめる作業が特段の労働衛生管理の対象となって一般化し、その後、2002年4月5日付「VDT 作業における労 働衛生管理のためのガイドラインについて」(基発第 0405001号)で指導内容がガイドライン化された際にも用語として継承された[1]。VDTは、長らく用いられてきた用語であったが、2019年7月、厚生労働省労働基準局長名の通知(令和元年7月12日付け基発0712 第3号)により、新たに「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」が定められ、用語としての「VDT」は、労働衛生管理行政の中では後景に退くこととなった[2]。
初期のVDTの例[編集]
脚注[編集]
- ^ “VDT作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて(基発第 0405001 号) (PDF)”. 厚生労働省 (2002年4月5日). 2020年10月15日閲覧。
- ^ “情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて(基発 0712 第3号) (PDF)”. 厚生労働省 (2019年7月12日). 2020年10月15日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」 - 厚生労働省の指針