USA-247
| USA-247 (NROL-39) | |
|---|---|
 USA-247 (NROL-39) ミッション・ロゴ | |
| 主製造業者 | ボーイング |
| 衛星バス | トパーズ (Topaz) |
| 任務 | レーダー・イメージング (合成開口レーダー) |
| 打上げ日時 | 2013年12月6日 |
| 輸送ロケット | アトラス V 501 AV-042 |
| 打上げ場所 | ヴァンデンバーグ空軍基地 SLC-3E |
| COSPAR ID | 2013-072A |
| SATCAT | 39462 |
| 軌道要素 | |
| 参照座標 | 地球周回軌道 |
| 軌道 | 地球低軌道(LEO) |
| 軌道傾斜角 | 123.01° |
| 遠点高度 | 1,113 km |
| 近点高度 | 1,108 km |
| 軌道周期 | 107.35 分 |
USA-247、あるいは打上げ前の名称NRO launch 39またはNROL-39は、アメリカ国家偵察局 (National Reconnaissance Office： NRO) が運用中の、アメリカ合衆国のレーダー・イメージング偵察衛星である。
USA-247の打上げは、どちらかと言えば、地球を抱きかかえたタコという奇抜な絵柄と、「何者も我々から逃れることはできない」("Nothing Is Beyond Our Reach")という挑発的なモットーをあしらったミッション・ロゴから、マスメディアの注目を引くことになった[1]。このロゴは2013年のGlobal surveillance disclosuresで注目を集め、広範囲の批評に晒されている[2]。
打上げの詳細[編集]
2013年に打上げられ、将来画像アーキテクチャー(FIA)プログラムの一部として開発された、トパーズ (Topaz)レーダー・イメージング衛星と同定されている[3]。トパーズ衛星は、より古いレーダー・イメージング衛星のラクロス(Lacrosse)シリーズの衛星をリプレースするためのものである[1][4]。
USA-247は、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス社がアトラス Vロケット 501型構成(2段式、補助ロケット無し)で打上げた。この際、12個のCubeSatも同時に打上げている。発射は2013年12月6日07:14:30 UTC にヴァンデンバーグ空軍基地(カリフォルニア州)のSLC-3E打上げ複合施設から行われた[5]。NROL-39と同定されたので、これはアトラス Vロケットによる43回目の打上げということになった。打上げロケットは Belleと名付けられており、テイルナンバーは AV-042 であった[6]。
脚注[編集]
- ^ a b Graham, William (2013年12月5日). “Atlas V launches NROL-39 from Vandenberg”. NASASpaceflight.com. 2013年12月6日閲覧。
- ^ “U.S. Spy Rocket Has Octopus-Themed 'Nothing Is Beyond Our Reach' Logo. Seriously”. Forbes Magazine. 2013年12月5日閲覧。 “'Nothing is beyond our reach' defines this mission and the value it brings to our nation and the warfighters it supports...”
- ^ Krebs, Gunter. “Topaz 1, 2, 3, 4, 5 (FIA-Radar 1, 2, 3, 4, 5)”. Gunter's Space Page. 2013年12月6日閲覧。
- ^ Molczan, Ted (2013年12月6日). “NROL-39 search elements”. SeeSat-L. 2013年12月6日閲覧。
- ^ Ray, Justin (2013年12月6日). “Atlas Launch Report - Mission Status Center”. Spaceflight Now. 2013年12月6日閲覧。
- ^ Krebs, Gunter. “NROL launches”. Gunter's Space Page. 2013年12月6日閲覧。
