セルティックスが大差でレイカーズを破り、22年ぶり17度目の優勝を決めた。
セルティックスの4点リードで迎えた第2Q、エディ・ハウス、ジェームス・ポージーらベンチシューターコンビが連続で3ポイントシュートを決めて勢いづいたセルティックスは、この試合6スティールを決めたレイジョン・ロンドを中心にレイカーズのオフェンスを封じるとここから一気に突き放し、前半だけで23点のリードを奪い、後半を待たずして勝利をほぼ決定付けた。そして後半はセルティックスのワンマンショーとなった。第1Qに目を叩かれ一時ロッカールームに下がったレイ・アレンは、試合後半に次々とシュートを決めて第1戦のポール・ピアースの復活劇の再現をすると共に、ファイナルタイ記録となる7本の3ポイントシュートを決めた。両チームの主力選手が下げられた後も点差は開き、ついには131-92の39点差という大差でセルティックスが勝利し、優勝を果たした。試合終盤にはセルティックスのドッグ・リバースHCがポール・ピアースからNBAとしては珍しいゲータレードシャワーの洗礼を浴びる場面もあった。