SS第101重戦車大隊

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SS第101重戦車大隊
S SS-Pz Abt 101.jpg
SS第101重戦車大隊の部隊章
創設 1943年7月19日
廃止 1945年5月8日
所属政体 ナチス・ドイツの旗 ドイツ国
所属組織 武装親衛隊
部隊編制単位 大隊
担当地域 イタリア戦線東部戦線西部戦線
主な戦歴 ノルマンディー上陸作戦
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SS第101重戦車大隊Schwere SS-Panzer-Abteilung 101, 略称 s.SS-Pz. Abt. 101)は、武装親衛隊のSS第1装甲師団に配属された重戦車大隊である。主にティーガーI重戦車を装備していた。

ノルマンディー上陸作戦直後のヴィレル・ボカージュの戦いにおいて、第2中隊長ミハエル・ヴィットマンの活躍により連合軍戦車を圧倒した。

概要[編集]

1943年7月19日の命令で、SS第1装甲軍団のための重戦車大隊が編成された。

7月10日の連合軍のシチリア島上陸にともない、8月、SS第1装甲擲弾兵師団LSSAH(ライプシュタンダーテ・SS・アドルフ・ヒトラー)が東部戦線からイタリアへ送られ、SS第1装甲軍団SS重戦車大隊が配属された。イタリア降伏後、10月まで、LSSAHとともにイタリアにとどまった。

その後、東部戦線に移動し、SS第101重戦車大隊と改称した。東部戦線でもLSSAHとともに戦い、1944年4月4日に、西部への帰還命令が下った。

1944年6月6日の連合軍のノルマンディー上陸後、6月12日、第101重戦車大隊の先鋒がノルマンディーの前線に到着し、6月末まで戦った。特にヴィレル・ボカージュの戦いでは大きな戦果を挙げた。7月、ティーガーIIへの再装備のため戦線から引き抜かれたが、8月の撤退戦ですべてのティーガーIを失った。

1944年9月9日、残存部隊が、練兵場での休息とティーガーⅡへの再装備を命じられた。

参考文献[編集]

  • トム・イェンツ(著)ヒラリー・ドイル(著)『ティーガーI重戦車1942‐1945』、大日本絵画