Portal:バスク/人物伝/ホセ・アントニオ・アギーレ

ホセ・アントニオ・アギーレ(1904年 - 1960年)は、バスク民族主義党政治家デウスト大学卒業後に弁護士となり、27歳でゲチョの首長となった。1936年にバスク自治政府初代レンダカリ(政府首班)となってゲルニカの木の下で就任宣言を行うと、スペイン内戦ではバスク軍を結成して反乱軍と戦った。1940年代には亡命先のパリとニューヨークで亡命バスク政府を組織したが、1950年代にはアメリカ合衆国や国連がフランシスコ・フランコ政権を承認し、亡命バスク政府は影響力を失っていった。亡命後には故郷バスクの地を踏むことなく、1960年にパリで亡くなった。……