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フアン・セバスティアン・エルカーノ(1476年 - 1526年)は、ギプスコア地方ゲタリア出身の探検家バスク人であり、スペイン王国に仕えた。1519年、航海士としてフェルディナンド・マゼランの遠征に加わり、コンセプシオン号の船長を任された。1521年にフィリピンでマゼランが死去すると、エルカーノは5隻の船団のうち唯一残ったビクトリア号の船長となって残りの航海を指揮し、1522年に世界一周を果たしてスペインに帰国した。265人中18人が帰国を果たし、彼らは確実な記録の残る初の世界周航者となった。……