2011 DS
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2011 DS | |
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仮符号・別名 | K11D00S[1] |
分類 | 地球近傍小惑星[2] |
軌道の種類 | アポロ群[2] 地球横断小惑星 |
発見 | |
発見日 | 2011年2月23日[1] |
発見者 | カタリナ・スカイサーベイ[1] |
発見方法 | 自動検出 |
軌道要素と性質 元期:TDB 2456600.5 (2013年11月4.0日)[2] | |
軌道長半径 (a) | 1.03538 ± 0.00006 AU[2] |
近日点距離 (q) | 0.7978 ± 0.0001 AU[2] |
遠日点距離 (Q) | 1.27298 ± 0.00007 AU[2] |
離心率 (e) | 0.2295 ± 0.0001[2] |
公転周期 (P) | 384.81 ± 0.03 日 (1.05 年)[2] |
軌道傾斜角 (i) | [2] | 0.2786 ± 0.0002 度
近日点引数 (ω) | [2] | 71.227 ± 0.002 度
昇交点黄経 (Ω) | 346.5168 ± 0.0009 度[2] |
平均近点角 (M) | 271.44 ± 0.09 度[2] |
EMoid | 0.00142233 AU[2] |
前回近日点通過 | JED 2456310.4 (2013年1月17日) |
次回近日点通過 | JED 2456695.2 ± 0.1 (2014年2月6日)[2] |
物理的性質 | |
直径 | 13 m[3] |
質量 | 3300 t (3.3 × 106 kg[3]) |
絶対等級 (H) | 26.9[2] |
衝突のリスク | |
トリノスケール | 0[3] |
パレルモスケール | 最大:-6.36[3] 累計:-5.10[3] |
衝突確率 | 0.0015 %[3] |
衝突速度 | 12.92 km/s[3] |
衝突エネルギー | 66 キロトン[3] (2.8 × 1014 J) |
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2011 DS とは、アポロ群に属する地球近傍小惑星の1つ[2]。
軌道の性質
[編集]2011 DS は、軌道長半径1.035AU、公転周期384.8日の地球近傍小惑星である。軌道離心率は0.230あり、近日点は金星軌道に近い0.798AU、遠日点は地球軌道と火星軌道のほぼ中間である1.273AUである。軌道傾斜角はわずか0.279度である。このため、頻繁に地球に対して接近し、稀に金星に接近する軌道を持つ。地球軌道との最小距離は21万3000kmである[2]。
その公転軌道のため、2011 DS は頻繁に地球に対して接近する。1900年1月1日から2200年12月31日までの間に、2011 DS は地球に対して月の軌道の内側に入り込む可能性が5回ほどある。これは 2010 JL88 と並んで最多の接近回数である。ただし、その軌道計算の精度が十分ではないため、以下の表に示す通り予想接近距離は十分な精度ではない[2]。
接近日時 (UTC) | 最接近距離 (万km) | |||
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日時 | 誤差 | 最短 | 最適 | 最長 |
1966年2月18日18:46 | 10時間16分 | 21.8 | 356 | 690 |
1978年8月12日23:34 | 1日15時間38分 | 27.8 | 1345 | 2778 |
1981年2月22日09:06 | 1日14時間6分 | 23.4 | 1465 | 2824 |
2047年8月14日21:32 | 1日17時間2分 | 32.3 | 382 | 6044 |
2050年2月18日09:19 | 5時間26分 | 20.2 | 241 | 1045 |
物理的性質
[編集]2011 DS は絶対等級26.9という極めて小さな値の小惑星であり[2]、推定直径は13m、推定質量は3300tである。累計で0.0015%の衝突確率があり、衝突した場合の相対速度は12.92km/sで、放出されるエネルギーはリトルボーイの約4倍程度である[3]。