JP1

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JP1
開発元 日立製作所
最新版
13[1] / 2023年6月29日
対応OS UNIXLinuxMicrosoft Windows
対応言語 日本語、英語
種別 統合システム運用管理
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/jp1/
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JP1は、日立製作所が開発・発売している日立オープンミドルウェアシリーズのひとつで、1994年に発売されたソフトウェア。統合システム運用管理ツールに位置付けられ、運用管理ツールとしての日本国内シェアは2021年度約26%で国内売上シェア1位である[2]。また、2021年からはSaaS型で利用可能なJP1 Cloud Serviceも提供している。

特徴[編集]

大きく分けて以下の3つの機能を有する。

オートメーション(主にJP1/AJS3, JP1/AO, JP1/DH)
様々なプロセスサービスやジョブの起動順序を定義し、ジョブ管理システムとして使用する事が出来る。
モニタリング(主にJP1/IM, JP1/PFM, JP1/NNMi)
JP1同士のイベント送受信が可能で、イベント情報をIMに集約・管理する事で集中監視ツールとして使用する事が出来る。
コンプライアンス(主にJP1/ITDM2, JP1/秘文)
ユーザー毎に他ホストに対する操作権限を詳細に管理でき、セキュリティの強化や環境管理の効率化を図る事が出来る。

また、その他様々なJP1製品と組み合わせる事でその使用用途は多岐に渡る。NNMiはHPOpenViewをベースに作られている。

  • 日立オープンミドルウェアの稼動や監査を行うことができる。

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]