AZERTY配列
![]() |
![]() | この記事はフランス語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2021年5月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
AZERTY配列(アザーティーはいれつ、アゼルティはいれつ、英語:AZERTY layout)とは、主にフランスで使用されるキーボードのキー配列である。左上から順にAZERTYと並んでいるところから名付けられた。
特徴[編集]
QWERTY配列と比べ、大きな違いは次の通りである。
- QとAが入れ替わっている
- WとZが入れ替わっている(Zが動詞二人称複数の語尾部分"-z"を中心にWよりもはるかに多用されるため。例:"vous chantez")
- MがLの右(QWERTY配列ではセミコロンがある場所)にある
- 数字の0から9は一見同じ場所だが、入力するにはShiftキー(下記キーボードの上向き矢印、オレンジ色のキー)を押さなければならない。でなければアクセント付きの小文字が入力される
- ほとんどの記号類(非英数字)の位置が違う
配列[編集]
使用される国[編集]
主にフランスとベルギー(フラマン語圏含む)で用いられる。しかし、フランス語圏であってもスイスはドイツ語と同様のQWERTZ配列、カナダは英語と同様のQWERTY配列を用いる。
かつてフランスの植民地だったアルジェリアやモロッコで使用されるベルベル語(タマジクト語)のティフィナグ文字の入力は、このAZERTY配列を基にした配列を用いる。
リトアニアではAZERTY配列を基にしたĄŽERTY配列が用いられることもあるが、QWERTY配列の方が一般的である。