角砂糖
角砂糖(かくざとう)は、砂糖製品の一種で立方体に固めたもの。一個約3~4g[1]。グラニュー糖を立方体型に成形した白色のものがもっともポピュラーだが、白や茶・直方体やハート型など様々な形に成型したものもある。コーヒー・紅茶一杯当たり2-3個を入れることが多い。
角砂糖の一個当たりのカロリー
カロリーはグラニュー糖と同じ100gあたり約387kcalである[1]ので、一個約3~4gである角砂糖は、一個当たり約11〜16kcalである。
角砂糖の規格
日本国内で砂糖に規格が無いため、その成形品である角砂糖にも明確な規格が無い[2]。
ただし、デファクトスタンダードとして、角砂糖とは原料たるグラニュー糖に純度の高い濃厚な砂糖液を少量加えて混合し、角砂糖成型機に入れて成型・乾燥させたものとされている[3]。
重さはティースプーン一杯程度、3-4gである。
砂糖との比較
計量スプーン大さじ1杯はすりきりで約12gであるため、角砂糖4個程度が計量スプーン一杯程度である[1]。
概ね、ティースプーン一杯=角砂糖一個=3グラムのスティックシュガー一個[4]が料理の目安とされている。
製法
グラニュー糖に糖液を数%添加して湿り気を与え、成型機でプレスした後、乾燥した温風で乾燥してつくられる[3]。
利用
糖の精製度が高くにおいがほとんどがないため、コーヒーや紅茶のように香りを重視する飲料に使用されることが多い。グラムを計る手間が省けると、料理にも手軽に使用できる[5]。
歴史
1908年 日本で最初の角砂糖は松江春次によって作られた[6]。