回盲弁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2017年4月2日 (日) 02:41; Med Chaos (会話 | 投稿記録) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
回盲弁
回腸末端が盲腸に開口している
回盲弁が開口している盲腸を撮影した内視鏡像
概要
動脈 回結腸動脈
静脈 回結腸静脈
表記・識別
ラテン語 Valva ileocaecalis or papilla ilealis
MeSH D007080
ドーランド
/エルゼビア
v_02/12843921
グレイ解剖学 p.1179
FMA 15973
解剖学用語

回盲弁(かいもうべん、英語:ileocecal valve)は、回腸盲腸の境界にある弁。バウヒン弁ともいう。回腸末端が結腸に入り込んだ形で、上唇と下唇を区別する。

の幽門部などと違い括約筋で閉じているわけではなく完全な弁を形成しており(わずかだが括約筋があるとする文献もある)、結腸からの内容物の逆流を防いでいる。