パルヴィーズ・メシュカティアン

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パルヴィーズ・メシュカティアン
基本情報
生誕 1955年5月15日
出身地 イランの旗 イラン
ニーシャープール
死没 (2009-09-21) 2009年9月21日(54歳没)
テヘラン
ジャンル ペルシア伝統音楽(Persian music)
職業 作曲家, サントゥール奏者
担当楽器 サントゥール, セタール
活動期間 1977 年 - 2009 年

パルヴィーズ・メシュカティアン(Parviz Meshkatianペルシア語:پرويز مشكاتيان; 1955年5月15日 - 2009年9月21日) はイランの音楽家、作曲家、研究者、テヘラン大学で講師も務めていた。

バイオグラフィー[編集]

ニーシャープール出身。テヘラン芸術大学に入学し音楽理論を学び、ラディーフ(ペルシャ伝統音楽のレパートリー)を Nour Ali Boroumand、Dariush Safvat、Mohammad Taghi Massoudieh、Mehdi Barkeshli といった優れた音楽家に師事する。特にミルザー・アブドッラーサントゥールセタールのためのラディーフを集中的に研究した。

1977年に結成されたアレフ・アンサンブルの創立者の一人である。またシェイダ・アンサンブル(Sheyda ensemble)の設立にも参加した。そして現代イラン音楽の発展に大きく貢献した Chavosh Artistic and Cultural Foundation の設立者の一人でもある。

ヨーロッパとアジアで定期的にツアーを行い、フランス、ドイツ、イギリス、スウェーデン、オランダ、デンマークといった国々で演奏を行った。1982年の春には「サントゥールのための20の曲集」を発行した。1992年の春にイギリスで開催された Spirit of the Earth Festival では、メシュカティアンとアレフ・アンサンブルは1等賞を得た。

メシュカティアンとモハンマド・レザー・シャジャリアーン(Mohammad-Reza Shajarian)の競演は、現代ペルシア伝統音楽の中で最も美しい演奏と称えられ、レコーディングが実現したものもある。作曲家と研究者としての活動を続ける傍ら、テヘラン大学で音楽の教鞭を執った。

2009年9月21日、心臓発作のためテヘランで死去した。[1]

脚注[編集]

  1. ^ Santur virtuoso Parviz Meshkatian passes away at 54”. Tehran Times (2009年9月22日). 2010年8月19日閲覧。

外部リンク[編集]