コリン作動薬

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コリン作動薬(コリンさどうやく、: cholinergic agent)は、コリン作動性線維に作用し、副交感神経を刺激する薬物である。コリン作動薬には、ムスカリン作用とニコチン作用があるが、副交感神経作用薬としての働きは前者に相当する。代表的な薬物としては、受容体に直接作用するアセチルコリンカルバコールムスカリンや、コリンエステラーゼを阻害するフィゾスチグミンネオスチグミンがある。逆にコリン作動性線維を抑制する薬物は、抗コリン薬という。