BCリータス

BCリータス（リトアニア語: Vilniaus rytas、英: BC Rytas）は、リトアニア・ヴィリニュスを本拠地とするプロバスケットボールクラブである。リトアニア・バスケットボール・リーグ (LKL) 所属。現在ではリトアニアのバスケットボール・リーグのなかで最も成功しているクラブの1つとなっている。

歴史

1997年、BCスタティーバを改組して設立された。リエトゥヴォス・リータス社がスポンサーだったためBCリエトゥヴォス・リータス（リトアニア語: Lietuvos rytas）と称した。同シーズンのリトアニア・バスケットボール連盟杯（現・ミンダウガス王杯）で優勝を果たす。LKLは3位で終えた。

1998–99シーズンはLKL準優勝を果たす。

1999–2000シーズンではついにLKL初優勝を果たす。これによりリーグ発足時から続いていたBCジャルギリスの連覇を9で止めた。

2001–02シーズンでは、2シーズンぶりにLKL優勝を果たす（2回目）。

ULEBカップ（現・ユーロカップ）で優勝。

2005–06シーズンでは、ULEBカップ優勝。

2008–09シーズンでは、リトアニア・バスケットボール連盟杯で優勝。LKLでも優勝を果たす（3回目）。さらにユーロカップでも優勝を果たした。

2009–10シーズンでは、リトアニア・バスケットボール連盟杯で連覇を果たした上、LKLでも連覇を果たす（4回目の優勝）。

ユーロリーグへの参加をかけたトーナメントに出場し、優勝。ユーロリーグへの参加を果たす。

2015–16シーズンでは、ミンダウガス王杯で初優勝を果たす。

2018年、リエトゥヴォス・リータス社がスポンサーから離れたため、BCリータスに改称。新生リータスはミンダウガス王杯で2回目の優勝を果たした。

2021–22シーズンではLKL優勝を果たす（5回目）^[1]。

2022–23シーズンではLKLレギュラーシーズンを2位で終え、決勝トーナメントでは、決勝でジャルギリスと対戦。2勝3敗でジャルギリスに敗れ、リーグ準優勝でシーズンを終える。

シーズン	アリーナ	収容人数	注
1997–1998	エキンスタ・スポーツ・ホール	1,000
1998–2004	リエトゥヴォス・リータス・スポーツ・アリーナ	2,000 →3,500	収容人数は当初2,000人だったが、のちに3,500人に拡張。
2004–2022	シーメンス・アリーナ／アヴィア・ソリューションズ・グループ・アリーナ	11,000	LKLの試合の一部と国際リーグ（ユーロリーグ、ユーロカップ、VTB統一カップ）の試合を開催。
2004–現在	ジープ・アリーナ	1,700 →2,500	収容人数は当初1,700人だったが、のちに2,500人に拡張。 LKL試合の大半と練習に使用。

国内
- リトアニア・リーグ - 2000, 2002, 2006, 2009, 2010, 2022
- リトアニア・バスケットボール連盟杯／ミンダウガス王杯 - 1998, 2009, 2010, 2016, 2019
国際
- ULEBカップ／ユーロカップ - 優勝（2005, 2009）、準優勝（2007）、3位（2012）
- バルト・バスケットボール・リーグ - 優勝（2006, 2007, 2009）、準優勝（2005, 2008, 2010, 2012）、3位（2011）