カロネード (上陸火力支援艦)
艦歴 | |
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発注 | |
起工 | 1952年11月19日 |
進水 | 1953年5月26日 |
就役 | 1955年5月25日 |
退役 | 1970年 |
その後 | スクラップとして廃棄 |
除籍 | 1973年5月1日 |
性能諸元 | |
排水量 | 1,500トン |
全長 | 245 ft (75 m) |
全幅 | 38 ft 6 in (11.7 m) |
吃水 | 11 ft (3.4 m) |
機関 | ディーゼルエンジン、2軸推進、3,100shp |
最大速 | 15ノット |
乗員 | 士官、兵員162名 |
兵装 | Mk.30 38口径5インチ砲1門、 ボフォース連装40mm砲2門、 Mk.105 連装ロケットランチャー8基 |
カロネード (USS Carronade, IFS-1/LFR-1) は、アメリカ海軍の火力支援艦。艦名はカロネード砲に因む。
沿岸火力支援艦 (Inshore Fire Support Ship, IFS) として、「カロネード」はブラウンウォーター・ネイビーでの運用を考慮して建造された。その武装は40mm連装対空砲を艦の前後に装備し、127mm多目的砲1門および連装自動ロケットランチャー8基も装備した。それぞれのランチャーは毎分30発のロケット弾を発射することができた。
艦歴
「カロネード」は1952年11月19日にワシントン州シアトルのピュージェット・サウンド・ブリッジ・アンド・ドレッジング社で起工する。1953年5月26日にL・ハーンドン夫人によって命名、進水し、1955年5月25日に艦長D・O・ドラン少佐の指揮下就役した。
1955年7月21日にブレマートンを出港し、母港のサンディエゴに向かう。サンディエゴには7月24日に到着、7月26日にはチャールズ・トーマス海軍長官の視察を受けた。最初の沿岸火力支援艦であった「カロネード」はサンディエゴ海域で広範囲訓練を行い、1956年3月19日に真珠湾に向けて出航、1ヶ月間の作戦任務に就く。サンディエゴに帰還し沿岸での訓練を再開、8月20日、21日にはバンクーバーへの親善訪問を行う。その後1956年11月から1957年1月にかけて揚陸演習に参加、沿岸火力支援艦の有効性を実証した。
「カロネード」はサンディエゴ海域で沿岸活動を再開し、途中オーバーホールを受けながら任務に従事した。1958年1月18日から7月15日まで極東で活動し、西海岸へ帰還すると1959年の秋まで沿岸で活動、その後再び極東での任務に赴いた。1960年2月にサンディエゴに帰還、「カロネード」は同地で5月31日に退役し、予備役として保管された。
1965年に「カロネード」は再就役し、LFR-1 (上陸火力支援艦)と指定される。ベトナム戦争で「カロネード」は第93沿岸火力支援艦隊の旗艦として、「クラリオン・リバー (USS Clarion River, LFR-409)」、「セント・フランシス・リバー」、「ホワイト・リバー (USS White River, LFR-536)」と共に陸上部隊への支援を行った。
「カロネード」は1970年に再び退役し、1973年5月1日に除籍された。その後1974年9月1日にスクラップとして売却された。
関連項目
外部リンク
- USS Carronade - IFS 1
- navsource.org
- この記事はアメリカ合衆国政府の著作物であるDictionary of American Naval Fighting Shipsに由来する文章を含んでいます。