カロネード (上陸火力支援艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
Carronade.jpg
艦歴
発注
起工 1952年11月19日
進水 1953年5月26日
就役 1955年5月25日
退役 1970年
その後 スクラップとして廃棄
除籍 1973年5月1日
性能諸元
排水量 1,500トン
全長 245 ft (75 m)
全幅 38 ft 6 in (11.7 m)
吃水 11 ft (3.4 m)
機関 ディーゼルエンジン、2軸推進、3,100shp
最大速 15ノット
乗員 士官、兵員162名
兵装 Mk.30 38口径5インチ砲1門、
ボフォース連装40mm砲2門、
Mk.105 連装ロケットランチャー8基

カロネード (USS Carronade, IFS-1/LFR-1) は、アメリカ海軍の火力支援艦。艦名はカロネード砲に因む。

沿岸火力支援艦 (Inshore Fire Support Ship, IFS) として、カロネードはブラウンウォーター・ネイビーでの運用を考慮して建造された。その武装は40mm連装対空砲を艦の前後に装備し、127mm多目的砲1門および連装自動ロケットランチャー8基も装備した。それぞれのランチャーは毎分30発のロケット弾を発射することができた。

艦歴[編集]

カロネードは1952年11月19日にワシントン州シアトルのピュージェット・サウンド・ブリッジ・アンド・ドレッジング社で起工する。1953年5月26日にL・ハーンドン夫人によって命名、進水し、1955年5月25日に艦長D・O・ドラン少佐の指揮下就役した。

1955年7月21日にブレマートンを出港し、母港のサンディエゴに向かう。サンディエゴには7月24日に到着、7月26日にはチャールズ・トーマス海軍長官の視察を受けた。最初の沿岸火力支援艦であったカロネードはサンディエゴ海域で広範囲訓練を行い、1956年3月19日に真珠湾に向けて出航、1ヶ月間の作戦任務に就く。サンディエゴに帰還し沿岸での訓練を再開、8月20日、21日にはバンクーバーへの親善訪問を行う。その後1956年11月から1957年1月にかけて揚陸演習に参加、沿岸火力支援艦の有効性を実証した。

カロネードはサンディエゴ海域で沿岸活動を再開し、途中オーバーホールを受けながら任務に従事した。1958年1月18日から7月15日まで極東で活動し、西海岸へ帰還すると1959年の秋まで沿岸で活動、その後再び極東での任務に赴いた。1960年2月にサンディエゴに帰還、カロネードは同地で5月31日に退役し、予備役として保管された。

1965年にカロネードは再就役し、LFR-1 (上陸火力支援艦)と指定される。ベトナム戦争でカロネードは第93沿岸火力支援艦隊の旗艦として、クラリオン・リバー (USS Clarion River, LFR-409)、セント・フランシス・リバー (USS St. Francis River, LFR-525)、ホワイト・リバー (USS White River, LFR-536)と共に陸上部隊への支援を行った。

カロネードは1970年に再び退役し、1973年5月1日に除籍された。その後1974年9月1日にスクラップとして売却された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]