春陽漁介
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春陽 漁介(しゅんよう りょうすけ、1987年6月2日 - )は、劇作家、演出家、俳優。
人物
演劇制作セクション「プロデュースユニット四方八方(ふぉーほーやっほー)」および「劇団5454(ランドリー)」主宰、パフォーマンスグループ「96969」メンバー、株式会社L.LovesR.専務取締役。
経歴
日本大学豊山高等学校卒業、日本大学芸術学部演劇学科中退を経て2007年小劇場にて「春謡漁介」として俳優デビュー。舞台を中心に活動し、日芸演劇学科2年の時「プロデュースユニット四方八方(ふぉーほーやっほー)」を立ち上げる。
2012年、「劇団5454(ランドリー)」の旗揚げと共に本格的に脚本・演出を始め、同年、劇団イキウメ「ミッション」では読売演劇大賞を受賞した前川知大のもと文芸部に参加。
2013年 第二回公演「ト音」終演後、「春陽漁介」に改名。「ト音」は第19回日本劇作家協会新人戯曲賞の最終候補作。応募総数215本の中から最終候補作の5本に選出された。(参照/2014劇作家協会編『優秀新人戯曲集』)
2016年1月「プロデュースユニット四方八方」から「In All Directions(インオールディレクションズ)」に改名。
2017年4月からアニモアクターズスタジオで講師をしている。
2019年1月24日〜27日、日本劇作家大会・大分大会の演劇イベント「まちなか演劇」で、総勢66名の大分県民と作るフラッシュモブを企画。
2019年、CoRich 舞台芸術まつり!2019春 において、劇団5454第13回公演「ト音」が、最終選考参加10団体の中に入る。6月に最終審査が発表され、制作賞、最多口コミ賞、主演の板橋廉平が演技賞を受賞。
作品
(※無しは作演出)
プロデュースユニット四方八方
- クーラー消してもいいですか? ※作:森角威之(天然工房)2008年5月
- 止むに止まれず! ※作:佐藤秀一(3LDK)2009年3月
- カエル 2009年6月
- COUPLE 2010年3月※作:川口俊和
- Re:FT 2010年8月
- アフターサービス 2011年1月
- LUCK BANK 2011年8月
- ルームシェア 2011年12月
- Re:FTー黄泉の国への通り道ー 2012年2月
- Interview with dark 2013年8月
劇団5454(ランドリー)
2012年
- 第1回公演「ランドリーシンドローム」(8月31日 - 9月9日、劇場HOPE)
2013年
- 第2回公演「ト音」 聞き分けろ、嘘の音。(2月27日 - 3月10日、劇場HOPE)※第19回劇作家協会新人戯曲賞最終候補作
- 第3回公演「マザー」-小さな世界の無能な支配者-(11月20日 - 12月1日、劇場HOPE)
2014年
- 第4回公演「カタロゴス-「数」についての短編集-」(7月3日 - 7月13日、劇場 MOMO)
- 第5回公演「tag」いつの間にやらまとわりついて、自分の一部になっていく。(11月19日 - 11月30日、劇場 HOPE)
2015年
- 第6回公演「ト音」 見分けろ、嘘の音。(5月27日 - 6月7日、テアトル BONBON)
- 第7回公演「トランスイマー」眠りに住みつく研究者(7月8日 - 7月12日、劇場HOPE)
- 第8回公演「少年の庭」この衝動は、遥か戻ったあの言葉
- 東京 10月7日 - 10月12日、劇場HOPE
- 大阪 10月30日 - 11月1日、OVAL THEATER
2016年
- 第9回公演「カタロゴス-「洗」についての短編集」(5月25日 - 6月5日、こまばアゴラ劇場)
- 第10回公演「時喰」あいつは時間を主食にしてる
- 東京 9月14日 - 19日、赤坂RED THEATER
- 大阪 10月14日 - 16日、OVAL THEATER
2017年
- 第11回公演「好き」
- 東京 4月21日 - 30日、赤坂RED THEATER
- 大分 5月31日・6月1日、ホルトホール大分
- 大阪 6月7日 - 6月11日、OVAL THEATER
2018年
- 第12回公演「トランスイマー」眠りに棲みつく研究者
- 東京 3月21日 - 25日、赤坂RED THEATER
- 大阪 5月25日 - 26日、大阪市立芸術創造館
- 大分 5月31日、J:COMホルトホール大分 小ホール
- 第13回公演「ト音」#君は #僕の ♭嘘
- 大阪 2018年9月5日 - 9日、大阪HEP HALL
- 大分 2019年3月5日・6日、J:COMホルトホール大分
- 東京 2019年3月27日 - 4月7日、赤坂RED THEATER
2019年
- 第14回公演「カタロゴス~「青」についての短編集~」(12月13日 - 22日、赤坂RED/THEATER)
2021年
- 第15回公演「溢れる」(5月26日 - 30日赤坂RED/THEATER)
2022年
- 第16回公演「嫌い」(4月13日 - 17日赤坂RED/THEATER)
劇団5454プロデュース公演
- 「幸福は今日もヒトゴミを歩く」(2017年8月9日 - 13日、中野ザ・ポケット)脚本・演出
- 板橋廉平一人芝居「すすぎ〜記憶に漂う柔軟剤〜」(2018年1月20日 - 21日、劇場HOPE)脚本・演出
- 板橋廉平一人芝居 2018秋「すすぎ〜記憶に漂う柔軟剤〜」(2018年10月1日 - 2日、赤坂RED THEATER)脚本・演出
- 佐瀬恭代 x 森島縁 二人芝居「スケッチ」(2018年11月22日〜25日、劇場HOPE)脚本・演出
池袋チャリンコ倶楽部
- 歌声よ、届け! 2013年2月 イベント「フェスしちゃいますっ!!」企画参加の短編
- スイマー 2015年3月
その他
- animoproduce 第1回舞台公演『MY LIFE〜今よりも、少し高い場所へ〜』※演出:藤原智之 2014年6月
- 吉本興業企画 第7回沖縄国際映画祭 地域発信型映画『じしょう米子』※監督:島中洋輔 2015年 3月 [1]
- Every Little Things 『Tabitabi + Every Best Single 2 〜MORE COMPLETE〜(6CD+2DVD+2Blu-ray)』数量限定生産盤 リリックストーリーブック「旅々」 2015年9月23日
- BP計画旗揚げ公演『トラッシュ』 2015年9月
- 「花言葉〜庭がつなぐ家族愛〜」 株式会社コメリ イメージ動画 脚本・演出 [2]
- 平成29年度 法テラスシンポジウム「渡る世間はトラブルばかり」内演劇「佐藤さんちの相続争い」(劇団5454出演)脚本・演出
- Team Unsui 第一回公演「レンコン」 2017年10月25日〜29日 新宿シアターモリエール 脚本・演出
- 茅原実里 座長公演 朗読劇 「minori’s theater~CRAZY MANSION!!~」 演出
- 茅原実里オフィシャルファンクラブ「M-Smile」イベント「M-Smile Presents HALLOWEEN PARTY 2018 ~EMMA~」(劇団5454出演)脚本・演出
- 「M-Smile Presents EMMA (Re)」2019年5月8日〜9日 座・高円寺2
- ソラリネ。#25「止むに止まれず!」2019年6月5日~6月10日 上野ストアハウス 作: 佐藤秀一(演劇ユニット3LDK) / 脚色・演出・出演: 春陽漁介(劇団5454) シチュエーションコメディー
- 茅原実里 一人芝居『メリーの不思議な夢』脚本・演出 2022年12月23日~25日 河口湖円形ホール
映画
- 「カケラ」大学生・直人役 脚本監督/安藤モモ子 2014年4月
- 「アリスノウタ」テツ役 脚本監督/もてぎ弘二
CM
- 「メンズビオレ」ナレーション
TV
- NHK「100分de名著」 2014年2月
ラジオ
- Radio HITS Radio「漁介の5454シアター」(FMヨコハマ 2012年8月 - )
- 大分放送(OBSラジオ)BINGO 電話インタビュー(2019年2月13日)生放送
- 大分放送(OBSラジオ)とりまラジオ 電話インタビュー(2019年3月4日)
その他
- 「R25」ライター
- 「K-style」構成作家FMヨコハマ(DJ K) 毎週木曜日23:30〜24:00 2015年4月〜
- 大分合同新聞 夕刊 取材掲載 (2019年2月8日)
出典
- ^ 島ぜんぶでおーきな祭公式サイト http://2015.oimf.jp/program/local_yonago.php
- ^ 「株式会社コメリ イメージ動画 花言葉〜庭がつなぐ家族愛〜」https://www.youtube.com/watch?v=mDwRD54TuXA
参考文献
- 劇団5454制作インディーズマガジン『2BELL(ニベル)』
- プロデュースユニット四方八方公式サイト