松野賢吾
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松野 賢吾 (まつの けんご、1902年2月28日 - 1993年11月9日[1])は、日本の経済学者。松野新次郎の長男。熊本県八代市生まれ、神奈川県湯河原で逝去。
経歴
[編集]- 熊本県立商業学校(現・熊本県立熊本商業高等学校)卒業
- 1925年 神戸高等商業学校(神戸大学の前身)卒業
- 1929年 東京商科大学(一橋大学の前身)卒業、長崎高等商業学校講師
- 1949年 長崎大学教授
- 1951年 日本財政学会理事
- 1953年 長崎大学評議委員(1955年まで)
- 1955年 フルブライト研究教授としてアメリカに留学(1956年に帰国)
- 1956年 長崎大学を退職
- 1956年 国際基督教大学教授(1957年まで)
- 1957年 神戸大学(経済学部)教授(1965年まで)
- 1962年 日本貿易学会常任理事
- 1965年 学術審議会委員
- 1965年 司法試験考査委員
著書
[編集]- フィスカル・ポリシー(千倉書房、1965年)
- 改訂 財政学原理(千倉書房、1979年)
- 国家経費論(千倉書房、1976年)
- 財政学の新動向(増補版)(千倉書房、1962年)
- 財政政策の源流:国家と市場経済(千倉書房、1983年)
- 予算論(千倉書房、1969年)
脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典1991~1993』(日外アソシエーツ、1994年)p.556
参考文献
[編集]- 「松野賢吾博士略歴・著作目録 (松野賢吾博士記念號)」『国民経済雑誌』第112巻第3号、神戸大学経済経営学会、1965年9月、132-138頁、doi:10.24546/00170820、hdl:20.500.14094/00170820、ISSN 0387-3129、CRID 1390009224925505536。
関連項目
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