ホーエ・タウエルン国立公園
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ホーエ・タウエルン国立公園(ドイツ語: Nationalpark Hohe Tauern)は、オーストリアの国立公園。中央ヨーロッパで最大の国立公園とされ[1]、グロースグロックナー山を中心としてザルツブルク州、ケルンテン州、チロル州の東チロルにまたがる領域が指定されている[2]。
国立公園に指定するための運動は20世紀初頭よりあったが、1950年ごろに本格化、1971年に3州の知事らによる合意がなされた[3]。
総面積1,787平方キロメートルで[2]、域内には高山、氷河や滝などの地形、そして多様な動植物が見られる[1]。総延長1,200キロメートルのハイキングコースと山小屋などの施設が整備されている[1]。氷河はロープウェイで行くこともできる[3]。公園を縦断する「グロースグロックナー高地アルプス道路」(ドイツ語: Großglockner Hochalpenstraße) は1930年 - 1935年に工事が行われた道路であり名所のひとつであるが、工事期間中には死亡事故も発生した[2]。
脚注
- ^ a b c “ホーエ・タウエルン国立公園”. オーストリア政府観光局. 2014年9月14日閲覧。
- ^ a b c 『ウィーン・オーストリア』(’02 - ’03)JTB、2002年、198-200頁。ISBN 4533041108。
- ^ a b 土田勝義『ヨーロッパアルプスの自然公園』信州大学環境科学研究会、1992年、78-81頁。ISSN 0915-7492 。
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、ホーエ・タウエルン国立公園に関するカテゴリがあります。
- 公式ウェブサイト