モザバプタン
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IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
法的規制 |
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識別 | |
CAS番号 | 137975-06-5 |
ATCコード | none |
PubChem | CID: 119369 |
IUPHAR/BPS | 2197 |
ChemSpider | 106618 |
UNII | 17OJ42922Y |
ChEMBL | CHEMBL420762en:Template:ebicite |
化学的データ | |
化学式 | C27H29N3O2 |
分子量 | 427.53 g/mol |
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モザバプタン(Mozavaptan)バソプレシン受容体阻害薬である。商品名フィズリン。1989年に大塚製薬が創薬した。2001年に希少疾病用医薬品に指定され、2006年7月に承認された[1]。
効能・効果
異所性抗利尿ホルモン産生腫瘍による抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)における低ナトリウム血症の改善
警告
- 生殖細胞に染色体異常を誘発する可能性が報告されている
- 急激な血清ナトリウム濃度の上昇により、橋中心髄鞘崩壊症をきたすおそれがある
副作用
5%以上にAST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、口渇、血清カリウム上昇が発現する[2]。
脚注
- ^ “経口バソプレシンV2-受容体拮抗剤「フィズリン™錠30mg」”. 大塚製薬 (2006年10月11日). 2015年6月19日閲覧。
- ^ “フィズリン錠30mg 添付文書” (2015年4月). 2015年6月19日閲覧。
参考文献
- H. Spreitzer (November 20, 2006). “Neue Wirkstoffe - Conivaptan” (German). Österreichische Apothekerzeitung (24/2006).
- Prous Science: Molecule of the Month November 2006