川勝徳重
| 川勝 徳重 | |
|---|---|
| 生誕 |
1992年??月??日 日本・東京都 |
| 職業 | 漫画家 |
| 活動期間 | 2011年 - |
| ジャンル | ガロ系 |
川勝 徳重（かわかつ とくしげ、1992年 - ）は、日本の漫画家・漫画研究家[1]。東京都出身。
来歴
1992年、東京都に生まれる。2011年、『幻燈』（北冬書房）誌上でデビュー[2]。
セミ書房のマンガ同人雑誌『架空』の編集、執筆に関わる。山田参助の『あれよ星屑』のアシスタントを務めていた[3]。
2016年1月24日に高円寺の円盤にて開催されたトークイベント「漫画烈伝―ガロとその時代 第八回ガロ点鬼簿2 追悼・水木しげる」にゲストとして参加[4]。
2016年9月、「トーチweb」（リイド社）に「電話・睡眠・音楽」を発表[5]して以来、短編を断続的に寄稿している。
2016年10月13日から25日に東京都国立のギャラリービブリオにて開催された『幻燈』の展覧会に参加[6]。
2018年3月、上記作品で第21回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選ばれた[7]。
2018年9月30日に東京都中野のまんだらけ海馬にて『電話・睡眠・音楽』の単行本発売を記念してトークイベントを開催[8]。同年10月1日に誠光社にて複製画展を実施[8]。同年10月14日に京都府のDeまちにてバンド・本日休演とともに「川勝徳重×本日休演 トーク＆ライヴ」を開催[8]。
2019年3月、単行本『電話・睡眠・音楽』も第22回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出された[9]。
著作
- 『十代劇画作品集』（セミ書房、2012年）
- 『電話・睡眠・音楽』（リイド社、2018年9月26日発売[8]）ISBN 978-4-8458-6001-2
- 『アントロポセンの犬泥棒 川勝徳重短編劇画集成2021』（リイド社、2021年9月10日発売[10]）ISBN 978-4-8458-6102-6
編集
- 『漫画雑誌 架空』14号 - 16号（セミ書房、2015年、2017年[11]）※15号装画は斎藤潤一郎
- 餌食姫『魔界ぐるぐる巡り どんぶらこ編』（おかめ書房、2015年）※装画は呪みちる
- 『グロテスク怪奇』創刊号（セミ書房、2016年）※レインボー祐太との共著
- 『怪奇劇画短編集 蝸牛』[1]1 - 2号（セミ書房、2014年、2020年）
- 『現代マンガ選集＜恐怖と奇想＞』（ちくま文庫、2020年）
- 『フランケンシュタインの男』（川島のりかず著、マガジンハウス、2022年）
装画・装丁（音盤・書籍ほか）
- ヘトミ「Funky 恐山」CD、装画・デザイン、2015年
- PIZZICATO ONE「わたくしの二十世紀」アナログ盤、装画、2016年[12]
- Mogsan「月と健康」CD、装画・デザイン、2017年
- 向井豊昭『向井豊昭小説選 骨踊り』（幻戯書房）装画・装幀、2019年
- 鈴木ちはね『予言』（書肆侃侃房）装画、2020年
脚注
- ^ a b “とりとめのない時間描く川勝徳重の新作がトーチに、小西康陽も推薦”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年9月21日) 2021年9月12日閲覧。
- ^ “Spectators Evergreen Library vol.22 緑色世代の読書案内 川勝徳重さんに聞く つげ義春はこう読め！”. Spectators Evergreen Library vol.22 緑色世代の読書案内 川勝徳重さんに聞く つげ義春はこう読め！. 2020年12月28日閲覧。
- ^ “『あれよ星屑』完結記念 山田参助さんインタビュー（後編） | マンバ通信”. マンバ. 2020年12月28日閲覧。
- ^ “元ガロの編集者・高野慎三が、川勝徳重と高円寺で水木しげる追悼トーク”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年1月21日) 2021年9月12日閲覧。
- ^ “トーチweb 電話・睡眠・音楽 -川勝徳重二十代劇画作品集- 【電話・睡眠・音楽】”. トーチweb. 2020年12月28日閲覧。
- ^ “つげ義春、安部慎一ら幻燈作家の展覧会が国立で、トークショーも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年10月12日) 2021年9月12日閲覧。
- ^ 歴代受賞作品, 文化庁メディア芸術祭. “電話・睡眠・音楽 | 審査委員会推薦作品 | マンガ部門 | 第21回 2018年”. 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品. 2020年12月28日閲覧。
- ^ a b c d “小西康陽も推薦、川勝徳重の作品集「電話・睡眠・音楽」刊行記念イベントも決定”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年9月26日) 2021年9月12日閲覧。
- ^ 歴代受賞作品, 文化庁メディア芸術祭. “電話・睡眠・音楽 | 審査委員会推薦作品 | マンガ部門 | 第22回 2019年”. 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品. 2020年12月28日閲覧。
- ^ “「電話・睡眠・音楽」川勝徳重の作品集「アントロポセンの犬泥棒」発売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年9月10日) 2021年9月12日閲覧。
- ^ “架空15・16号が同時発売、豊田徹也の未発表ネームやガロの表現検証など”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年5月3日) 2021年9月12日閲覧。
- ^ “川勝徳重がPIZZICATO ONEのLP盤ジャケットを執筆、雪が降る街を油絵で”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年3月1日) 2021年9月12日閲覧。
外部リンク
- 川勝徳重 (@old_schooooool) - X（旧Twitter）
- かわかつ（@tkawakatsu）- note
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