コンテンツにスキップ

サービス水準合意

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Mariobanana (会話 | 投稿記録) による 2022年12月24日 (土) 06:53個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

サービス水準合意 (サービスすいじゅんごうい、:Service Level Agreement, SLA) とは、サービス提供者顧客の間で結ばれるサービス水準に関する合意である。サービスレベル契約と言われることもある。サービスの特定の要素 (品質、可用性、責任) について、サービス提供者とユーザーの間で合意する。SLAに含まれる最も一般的な要素は、契約で合意されたとおりにサービスを顧客に提供するという点である。

通信サービスコンピュータアプリケーション・サービスなどで、サービスの定義、内容、範囲、品質、達成目標、稼働率などを記述する。SLAでは平均故障間隔(MTBF)、平均修復時間(MTTR)などを技術的に定義し、障害報告やクレジットの支払い、責任をもって監視するさまざまなデータレートの報告に責任がある当事者を特定する。

サービス水準に関する仕様を記述したものをサービス水準仕様 (Service Level Specification, SLS) という。

関連項目