Radio Aktive Project
Radio Aktive Project(レディオ・アクティブ・プロジェクト)は、日本のヒップホップユニット。略称はR.A.P。所属レコード会社はアトミック・レコーズ(Atomik Records)[1]。2006年結成[2][3]。
メンバー
- K DUB SHINE(MC)
- DJ OASIS(MC兼プロデューサー)
概要
ヒップホップグループ、キングギドラ(現:KGDR)のメンバーであるK DUB SHINEとDJ OASISがキングギドラのコンセプトを踏襲したユニットである。ユニット名にある“radio aktive”は、「放射能をもった、放射能による」を意味する“radioactive”を捩ったもので、音が耳から脳へ届くプロセスを被曝に例えた事に由来する[4]。2011年以降はキングギドラの再結成もあり、グループ名義での活動は行われていないが、DJ OASISがKダブシャインのバックDJのため、実質二人での活動はしている。
「そりゃあないよ」を巡る出来事
楽曲「そりゃあないよ」にて、PVにおいてそれらしきグループをパロディーして殴ったり縄で縛ったりしていた上、DJ OASISのリリックの内容から、m-floに対するDISではないかとする見方が流れた。その後m-flo loves Crystal Kayの楽曲である「Love Don't Cry」がリリースされると、歌詞の内容や、この曲のPVでの色の使い方が『そりゃあないよ』のPVのそれと似通っていたことなどから、これがアンサーであると解釈した一部のファンにより双方のBlogが炎上する事態にまで発展。さらにDJ OASISの名を騙りVERBALのブログに書き込みをした人物がいた。この二つの要因があり、DJ OASISがブログのファンによるコメント書き込みでその事を知り、興味を示す。その後DJ OASISが直接VERBAL側とコンタクトを取ったが、VERBALは自身のBlogにてアンサー説を否定した。因みにDJ OASIS自身も、「特定のグループを批判したわけではない」と話している。 この曲のPVを撮影する際、K DUB SHINEが女性ダンサーの衣装に触れてしまったことでダンサー側と険悪な雰囲気になり、撮影は一時暗礁に乗り上げたという逸話が『第三会議室』で公表されている。
ディスコグラフィー
シングル
- そりゃぁないよ(2006年12月13日) アトミックボム・レコーズ/BBMC
- 11月22日にリリースする予定だったが直前で延期、11月29日からiTunes Store等での先行配信を行った。(現在は削除されている)
- A面にはタイトルである「そりゃぁないよ」ではなく、「ウチの feat. JUN-GMC」が収録されている。
アルバム
- neworlder (2009年5月27日) アトミック・レコーズ/ドワンゴ・ミュージックパブリッシング
iTunes Store
脚注
- ^ “New Klear Vision #1「アトミックボム倒産の真相」”. ニコニコ動画. 2009年5月2日閲覧。
- ^ “K DUB SHINEとDJ OASISが新ユニット〈RADIO AKTIVE PROJECT〉結成、シングル“そりゃぁないよ”発売”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード株式会社). (2006年12月8日) 2022年10月15日閲覧。
- ^ “K DUB&OASISの初アルバムに宇多丸、黒人天才ら参加”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2009年4月24日) 2022年10月4日閲覧。
- ^ “Attitude Game Exclusive Interview Vol.11 「Radio Aktive Project (K DUB SHINE & DJ OASIS)」”. S-Vibe'z Entertainment (エス ヴァイブス エンターティンメント). 2009年5月2日閲覧。