片山寛
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片山 寛(かたやま ひろし、1951年 - )は、日本の神学者。西南学院大学教授。
高知県生まれ。岡山大学医学部中退、1981年西南学院大学神学部・神学専攻科卒、九州大学大学院博士課程中退、九州大学文学部助手、ミュンヘン大学神学部留学、1993年「存在と人格 トマス・アクィナスにおける三位一体論の研究」で九大文学博士。1992年西南女学院短期大学助教授、2000年教授、2003年西南学院大学神学部教授。キリスト教史、教理史、説教学などを担当、専攻は西欧中世哲学。福間キリスト教会協力牧師[1]。
著書
- 『トマス・アクィナスの三位一体論研究』(創文社 1995年)
- 『風は思いのままに 若者にマラナ・タと祈る説教集』(中川書店 2006年)
翻訳
- アルベルト・シュヴァイツァー『山上の説教』(青野太潮共訳 教文館 聖書の研究シリーズ 1989年)
- トマス・アクィナス『神学大全』第23冊(稲垣良典共訳 創文社 2001年)
- 『カール・バルト説教選集 16』(雨宮栄一、大崎節郎、小川圭治監修 松見俊、寺園喜基、平林孝裕、牧村元太郎、斉藤優子、浜辺達男共訳 日本キリスト教団出版局 2005年)
- ハンス・キュンク『キリスト教思想の形成者たち パウロからカール・バルトまで』(新教出版社 2014年)
注
- ^ 『風は思いのままに』著者紹介