トラム (コルカタ)
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コルカタ・トラム(英語:Kolkata Tram)とはインド・西ベンガル州のコルカタにあるトラム(路面電車)の名称である。西ベンガル州立の「カルカッタ・トラムウェイズ・カンパニー」(ベンガル語:ক্যালকাটা ট্রামওয়েজ কোম্পানি、英語:Calcutta Tramways Company、略称:CTC、カルカッタの旧名を残している)によって運営されている。現役で運行されているものとしては、アジアで最古の路面電車である。
1880年にイギリス領インド帝国の首都であったカルカッタで、馬車鉄道として運行を開始した。その後、蒸気機関車が導入されたりしたが、1902年から電化が開始された。以降、今日まで運行されており、近郊電車や地下鉄(コルカタメトロ)、バス、フェリーなどと並んでコルカタ市民の足として親しまれている。
現在、インドに残る唯一のトラムであり、27路線が運行されている(運休中の路線も含む)。運賃は1等が4ルピーまたは4.5ルピー、2等は3.5ルピーまたは4ルピー(距離によって異なる)。なお軌間は他のインドの鉄道と異なり、標準軌である。