コンテンツにスキップ

藻壁門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Saigen Jiro (会話 | 投稿記録) による 2022年1月11日 (火) 18:24個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (画像追加。)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

藻壁門(そうへきもん)は、平安京大内裏の外郭十二門のひとつである。右衛門府が警固を担当した。

概要

平城宮跡 佐伯門跡

大内裏の西面、談天門の北、殷富門の南。西大宮大路に面し、中御門大路に向かう。大きさは5間、戸3間だった。

延暦13年(794年)、宮城経営のとき但馬国が造営し、佐伯氏がこれを監したことがその名称の由来(さへき → さうへき)。西面の中央にあるため「西中御門」とも呼ばれた。弘仁9年(818年)、額を改め、小野篁の孫で書に優れる小野美材の筆額を掲げた。

関連項目