内藤恒方
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内藤 恒方(ないとう つねかた、1934年 8月17日ー2020年6月7日 )は、日本の建築家。ランドスケープアーキテクト。建築設計と造園設計をおこなう建築士事務所およびランドスケープコンサルタントのALP(アルプ)設計室を主宰。京都市生まれ。
略歴
[編集]- 1934年(昭和9年) 京都市に生まれる
- 1958年(昭和33年) - 東京藝術大学美術学部建築科卒業、同年 レーモンド設計事務所入所
- 1966年(昭和41年) - カリフォルニア大学バークレー校大学院ランドスケープ・アーキテクチャ専門課程修了後、ササキ・ドーソン・ディメイ・アソシエーツ勤務(米国ボストン)
- 1968年(昭和43年) - 新建築住宅設計競技「向こう三軒両隣り」で1席入選
- 1969年(昭和44年) - 1972年(昭和47年) - ニューヨーク州立大学シラキュース校ランドスケープアーキテクチュア科助教授
- 1972年(昭和47年) - 1980年(昭和55年) - 大阪芸術大学芸術学部環境計画学科助教授
- 1976年(昭和51年) - ALP設計室設立
- 1994年(平成6年)ー2002年(平成14年) - 長岡造形大学造形学部環境デザイン学科教授
- 2008年(平成20年) - 港区立芝公園で、第23回「都市公園コンクール」設計(小規模)部門 受賞
- 2020年(令和2年) 老衰のため世田谷区・松原の家にて死去(満85歳)
作品
[編集]- 自邸 (松原の家)
- 久我山街道の家
- 目白の家
- 菱沼海岸の家
- 蓼科山の見える山荘
- 下高井戸の家
- 夏泊ゴルフリンクス HGHB
- シルクリバーCCクラブハウスの設計とコース内の植栽
- びわの平ゴルフ倶楽部
- 講談社新社屋造園基本設計
- カサ・デ・プラド+SL クラブハウス 小岩井農場とSLホテル
- 八ヶ岳音楽堂造園
- 水戸グリーンカントリークラブ山方コースクラブハウス
- 高幡鹿島台ガーデン
- 坂井公園(仮称)整備本設計及び実施設計策定業務
- ホテルニューオータニ長岡(コープビル)広場
- 長岡市案内・誘導サイン整備計画(仮称)におけるデザイン案作成
主著
[編集]- 造園学用語解説(5) アトリウム(Atrium) 造園雑誌 52(3), 1989-02-15
- 「環境と創造 : 日本的なるもの」, PROCESS ARCHITECTURE #59, プロセスアーキテクチュア, 85年6月
- 造園雑誌 49(2), 160, 1985-12-19
- 通度寺Sinpyeong,korea(NICE SPACE) 斎藤裕と,SD (254), p173-176, 1985-11
- G・カリー氏講演会記録 造園雑誌 47(4), 260-261, 1984-03-31
- 都市環境における緑 建築技術 (308), p121-126, 1977-04
- 四季の庭 - ササキの自然観 (環境計画=SDDA〔Sasaki,Dawson,DeMay Associates〕の場合(特集)) SD (109), 70-72, 1973-09
- PROCESS ARCHITECTURE プロセス No.130 W.エーメ+J.ヴァン.スウェーデン:ランドスケープの新世界
参考文献
[編集]- 小林治人・内藤恒方編, 「環境と創造 : 日本的なるもの」, PROCESS *ARCHITECTURE #59, プロセスアーキテクチュア, 1985年6月
- 設計技術を語る2 新建築社
- 住宅の工業化は今「新建築 59巻 5号」1984年4月
- 都市住宅別冊 住宅第6集
- 新建築 臨時増刊号 建築の外部環境 その多様な演出空間 監修:西沢文隆 協力:内藤恒方. 1979.
- 建築家の庭 5 内藤恒方/建築資料研究社 1978
- ケンチクカ 芸大建築科100年・建築家1100人
- 男の城の設計図―書斎のある生活 1983年