天気分布予報
表示
この記事に雑多な内容を羅列した節があります。 |
天気分布予報(てんきぶんぷよほう)とは、日本全国の地方予報区内の天気、降水量、気温、最高・最低気温、降雪量を約5km格子単位で翌日24時までを示す予報で、気象庁が発表している。[1]略称は「分布予報」。[2]かつては地方天気分布予報とも呼ばれていた。[3]
歴史
- 同時期に気象庁の数値解析予報システム(NAPS)が更新されている。
- 1998年1月より北海道、東北、北陸において降雪量の分布予報が開始された。
- 1999年6月より18時発表の予報においては予報期間を30時間に延長した。
- 2001年12月より降雪量分布予報の対象区域に関東北部、甲信地方、岐阜、近畿北部、山陰、山陽北部が追加された。
- 2002年8月8日より気象庁ホームページで予報が閲覧できるようになる。
- 2004年12月より予報の発表時刻が1時間繰り上げられた。
- 2020年3月18日より、これまでの20kmメッシュから5kmメッシュに高解像度化し、予報時間を延長した天気分布予報の提供を開始した。[4]
予報の内容
発表時刻
- 5時、11時、17時に発表される。
- 府県天気予報、地域時系列予報と異なり修正の発表は行われない。
予報区域
- 5km四方の格子状に区切ったメッシュを単位に予報される。2020年3月18日より、小笠原諸島が追加された。[5]
予報の要素
天気
- 格子内の3時間ごとの代表的な天気を「晴れ」、「くもり」、「雨」、「雨または雪」、「雪」の5種類で予報される。
- 翌日の24時までの3時間ごとに予報される。
気温
- 格子内の3時間毎の平均的な気温を1℃単位で示す。気象庁ホームページでは、5℃毎に色分けして表示される。
- 5時予報(翌日の24時までの3時間ごと)
- 今日日中(09時~18時)の最高気温
- 明日日中(09時~18時)の最高気温
- 明日朝(00時~09時)の最低気温
- 11時予報(翌日の24時までの3時間ごと)
- 今日日中(09時~18時)の最高気温
- 明日日中(09時~18時)の最高気温
- 明日朝(00時~09時)の最低気温
- 17時予報(翌日の24時までの3時間ごと)
- 明日日中(09時~18時)の最高気温
- 明日朝(00時~09時)の最低気温
降水量
- 「降水なし」、「1~4mm」、「5~9mm」、「10~14mm」、「15~19mm」、「20mm以上」の6段階で予報される。
- 翌日の24時までの3時間ごとに予報される。
- 降水量は、格子内平均の3時間平均降水量を示す。
降雪量
- 「降雪なし」、「1~2cm」、「3~5cm」、「6cm以上」の4段階で予報される。
- 翌日の24時まで3時間ごとに予報される。
- 降雪量は、格子内の3時間平均降雪量を示す。
- 降雪量の予報は、2020年3月18日より全国を対象に、期間も通年での提供となった。
問題点
脚注
- ^ “気象庁|天気分布予報の解説”. www.jma.go.jp. 2021年1月5日閲覧。
- ^ “気象庁|予報用語 予報の名称”. www.jma.go.jp. 2021年1月5日閲覧。
- ^ “気象庁 | 気象庁情報カタログ”. www.data.jma.go.jp. 2021年1月5日閲覧。
- ^ “気象庁|報道発表資料”. www.jma.go.jp. 2021年1月5日閲覧。
- ^ “天気の分布予報及び時系列予報を改善します”. 気象庁. 令 和 2 年 3 月 1 3 日閲覧。