であい・こうか八景
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であい・こうか八景(であい・こうか はっけい)は、日本の滋賀県甲賀市で見られる魅力のある風景から選んだ8つの風物。
由来
近江八景に準え、市民の推薦場所から有識者選考委員会で絞り込み、さらに市のプロジェクトチームで決定した[1]。
2009年12月5日、優れた史跡や豊かな自然の魅力を発見し、市内外に発信していくため、「であい・こうか八景」が発表された[1]。
選考基準
- 甲賀市の豊かな自然環境を象徴するもの
- 未来に残したい、伝えたいもの
- 甲賀に暮らす私たちの誇りとなり、訪れる人々の感動を呼び、地域文化の発信地となるもの
であい・こうか八景
であい・こうか八景における8つの風景[1]。
- びわ湖の源流
- 陶都の山容
- 豊かな田園
- 良質な米を育てる甲賀の田園では、春は緑の早苗が風になびき、秋は黄金色の稲穂が頭をたれ、その風景は、豊かな甲賀の風土に出逢えます。
- お茶のふるさと
- 日本最古と伝えられる茶産地や、滋賀県下一の生産量を支える広大な茶畑では、初夏のころには緑豊かな風景と、ふくいくたるお茶の香りに出逢えます。
- 甲賀の里を望む
- 東海道の道しるべ
- 甲賀の車窓から
- 甲賀のにぎわい
- 甲賀市には、住む人々の心意気により生まれ、脈々と受け継がれてきた祭りや伝統芸能が数多くあり、人や文化に出逢えます。さらに、新しく生まれた文化が、まちのにぎわいを広げます。
ギャラリー
水口八景
甲賀市を構成する水口地域では、水口八景が昔から選ばれている。
岡山の翠嵐、横田の長流、梅岡の曙月、飯道の晩霞、綾野の新雁、波濤の帰樵、矢川の遠鐘、日野の晴雪
鶴沢の若菜、梅園の朝霞、沢田の早苗、牛淵の凉月、岡山の紅葉、綾野の草花、家松の寒鐘、高塚の雪夕
- 羽根田文明(1848年-1927年)が史的水口八景として選んだもの。各地に関する詩を詠んでいる。
古城山、嘉明社、大岡寺、尻振坂、牛ヶ淵、腰掛石、蓮花寺、義民塔
- 旧水口町(現甲賀市)で観光水口八景として選ばれたもの
飯道の朝霞(三大寺)、水口まつり(宮の前)、城山の翠嵐(水口)、笠かけの老杉(高山)、大岡寺のさくら(京町)、岩上の清流(新城)、庚申の秋色(山上)、大池寺蓬萊の庭(名坂)