クロファジミン
IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
販売名 | Lamprene |
Drugs.com | monograph |
MedlinePlus | a682128 |
薬物動態データ | |
半減期 | 70 days |
識別 | |
CAS番号 | 2030-63-9 |
ATCコード | J04BA01 (WHO) |
PubChem | CID: 2794 |
DrugBank | DB00845 |
ChemSpider | 21159573 |
UNII | D959AE5USF |
KEGG | D00278 |
ChEMBL | CHEMBL1292 |
別名 | N,5-bis(4-chlorophenyl)-3-(1-methylethylimino)-5H-phenazin-2-amine |
化学的データ | |
化学式 | C27H22Cl2N4 |
分子量 | 473.396 g/mol |
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物理的データ | |
融点 | 210 - 212 °C (410 - 414 °F) |
クロファジミン(Clofazimine)は商標名のランプレン(Lamprene)で売られており、リファンピシンとジアフェニルスルホンと併用されるハンセン病の治療に用いられる医薬品である[1]。具体的には多菌型(multibacillary:MB)ハンセン病とらい性結節性赤斑に適用される[2]。他の病型へ用いた治療効果の証拠は不十分である[1]。投与法は経口である[1]。
よく診られる副作用は腹痛、下痢、かゆみ、乾燥肌、皮膚の変色である[1]。また、消化管内膜の腫れ、高血糖症、光線過敏症の原因になることもある[2]。妊娠中の投与の安全性は不明確である[1]。クロファミジンはフェナジン色素であり病原菌のDNA複製を阻害する作用により効果があると思われる[1]。
クロファジミンが米国で医薬品として承認されたのは1986年である[1]。世界保健機関の必須医薬品リストに掲載されている最も効果的で安全な医療制度で必要とされる医薬品である[3]。開発途上国での1か月の治療に必要な薬の卸値は約$24米ドルである[4]。米国では一般的に市販されていないがアメリカ合衆国保健福祉省で入手できる[1]。
出典
- ^ a b c d e f g h “Clofazimine”. The American Society of Health-System Pharmacists. 2016年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月8日閲覧。
- ^ a b WHO Model Formulary 2008. World Health Organization. (2009). p. 132. ISBN 9789241547659. オリジナルの13 December 2016時点におけるアーカイブ。 2016年12月8日閲覧。
- ^ “WHO Model List of Essential Medicines (19th List)”. World Health Organization (2015年4月). 2016年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月8日閲覧。
- ^ “Clofazimine”. International Drug Price Indicator Guide. 2016年12月8日閲覧。