45口径三年式12cm砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
45口径三年式12cm砲
120 mm bow gun on IJN Yunagi1936.jpg
本砲を採用した夕凪の前方砲塔。1936年撮影
種類 艦砲
原開発国 大日本帝国の旗 大日本帝国
運用史
配備期間 1918-1945
配備先  大日本帝国海軍
関連戦争・紛争 第一次世界大戦
第二次世界大戦
開発史
開発期間 1914
派生型 四五口径十一年式十二糎砲
諸元
重量 3トン
全長 5.550メートル
銃身 5.4メートル

口径 120mm
作動方式 手動
砲尾 ウェリン式尾栓
仰角 -7° - +33°
旋回角 +/- 120°
発射速度 5-6発/分
初速 825m
有効射程 15000m

45口径三年式12cm砲(45こうけいさんねんしき12せんちほう、四十五口径三年式十二糎砲、四十五口径三年式四吋七砲、吋=インチ)は、日本海軍第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて使用した艦砲である。

原型砲はイギリスの「QF 4.7インチ砲 Mk.IV英語版」で、日本海軍では「四十口径安式四吋七砲」や「四十口径四一式四吋七砲」として採用・国産化されていた。

安式(アームストロング式)は日清~日露戦争の時期の主力艦載速射砲で、四一式(明治41年=1908年)は安式の改良型で、三年式は四一式の改良型である(QF 4.7インチ砲 Mk.IV→安式→四一式→三年式→十一年式)。

設計・開発[編集]

1914年(大正3年)に設計され、江風型駆逐艦樅型駆逐艦峯風型駆逐艦若竹型駆逐艦神風型駆逐艦 (2代)睦月型駆逐艦に主砲として搭載された。

当初の制式名称は、「四十五口径三年式四吋七砲」とされたが、1917年に、メートル法に準拠する「十二糎砲」(12cm砲)に変更された。

1921年(大正10年)には、本砲を高角砲化した「四五口径十年式十二糎高角砲」が開発された。

1922年(大正11年)には、本砲を改良した「四五口径十一年式十二糎砲」が開発され、鴻型水雷艇千鳥型水雷艇、潜水艦、掃海艇などに装備された。

砲弾は人力で装填され、20.3kgの榴弾照明弾に加えて、1943年(昭和18年)からは対潜弾が開発された。

参考文献[編集]

  • Bishop, Chris (eds) The Encyclopedia of Weapons of World War II, Barnes & Noble Books, 1998, ISBN 0-7607-1022-8
  • Campbell. John. Naval Weapons of World War Two, Naval Institute Press, 1986, ISBN 0-87021-459-4
  • Chant, Chris. Artillery of World War II, Zenith Press, 2001, ISBN 0-7603-1172-2

外部リンク[編集]