2022年アブハジア総選挙
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2022年アブハジア総選挙(2022ねんアブハジアそうせんきょ)は、2022年3月12日および3月26日にアブハジアで行われた人民議会議員の総選挙である[1]。
概要
[編集]アブハジアは、1992年にジョージアから事実上独立。ロシア、ニカラグア、ベネズエラ、ナウル、シリアが国家として承認している。2017年に実施した総選挙でジョージアは、選挙の実施は国際法上違法であり、「ロシアの侵略による民族浄化、軍事介入、ジョージア領土の占領を正当化しようとする試み」と非難している[2]。
男性107人、女性16人の計123人が、35人の人民議会の議席をめぐって立候補した。19人の候補者は、再選を目指す現職議員だった。アブハジア中央選挙管理委員会は3月2日、候補者の登録を締め切った。アブハジア政府の野党は、アスラン・ブジャニア大統領の弾劾手続きを開始するため、現在の議会の任期を延長するよう要求したが、その要求は聞き入れられなかった[3]。
選挙データ
[編集]行政
[編集]- 大統領:アスラン・ブジャニヤ
- 選挙前内閣:第2次アンクヴァブ内閣
- 選挙後内閣:第2次アンクヴァブ内閣
- 首相:アレクサンドル・アンクヴァブ
- 与党:アイタイラ
立候補締切日
[編集]- 2022年3月2日
投票日
[編集]- 2022年3月12日(第1回)
- 2022年3月26日(第2回)
改選数
[編集]- 35
選挙制度
[編集]選挙結果
[編集]党派別獲得議席
[編集]党派 | 獲得 議席 |
増減 | 第1回投票 | 第2回投票 | 改選前 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
得票数 | 得票率 | 得票数 | 得票率 | |||||
無所属 | 30 | 30 | ||||||
アムサカラ | 4 | 4 | 0 | |||||
アイタイラ | 1 | 1 | 0 | |||||
総計 | 35 | 100.0% | 35,980 | 100.0% | 35 | |||
有効票数(有効率) | 35,980 | 97.55% | - | |||||
無効票数(無効率) | 905 | 2.45% | - | |||||
投票総数(投票率) | 68,221 | 51.07% | 36,885 | 54.52% | - | |||
棄権者数(棄権率) | 65,353 | 48.93% | 30,774 | 45.48% | - | |||
有権者数 | 133,574 | 100.0% | 67,659 | 100.0% | - | |||
出典:Sputnik Abkhazia(第1回),CEC of Abkhazia(第2回) |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “Parliamentary Vote Slated for March 12 in Occupied Abkhazia”. Civil.ge (13 December 2021). 19 January 2022閲覧。
- ^ “Georgia Says Elections In Abkhazia Are Illegal” (英語). RadioFreeEurope/RadioLiberty. 2022年4月27日閲覧。
- ^ “123 Candidates to Vie for Seats in Abkhazia Vote.”. civil.ge. (10 March 2022) 11 March 2022閲覧。
- ^ “Government structure” (ロシア語). mfaapsny.org. 19 January 2022閲覧。