高樋竹次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高樋 竹次郎(たかひ たけじろう、1902年明治35年)8月20日[1][2][3] - 1984年昭和59年)4月27日[2][3])は、日本政治家青森県黒石市(4期)。

経歴[編集]

青森県南津軽郡黒石町(現在の黒石市)出身[2]1919年大正8年)陸軍歩兵第52連隊に入隊[1]1922年(大正11年)に除隊した[1]。除隊後、土木建設業を始める。1927年(昭和2年)津軽実業新報社を開き、社長となる[1]

1929年(昭和4年)黒石町会議員に当選。1947年(昭和22年)青森県議会議員に当選し、2期務める[1]1958年(昭和33年)黒石市長に当選。市長を4期務めた。在職中は「交通安全都市」「無雑音都市」を宣言[1]。市民相談室を開設。また、市内に県内初の国民宿舎が開業した[1]

実業面では、高樋建設社長、青森県建設協同組合理事長、県建設業協会会長[2]、県建築士会会長、全国建設業協会理事、県建設会館代表取締役社長などを歴任した[1]

1960年(昭和35年)に藍綬褒章1980年(昭和55年)に勲三等瑞宝章を受章した[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 『日本の歴代市長』第1巻、206頁。
  2. ^ a b c d e 『青森県人物・人材情報リスト 2021』61頁。
  3. ^ a b 『全国歴代知事・市長総覧』21頁。

参考文献[編集]

  • 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第1巻、歴代知事編纂会、1983年。
  • 『青森県人物・人材情報リスト 2021』日外アソシエーツ、2020年。
  • 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。