高木凛

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高木 凛
プロフィール
本名 堀川 光子[1]
誕生日 (1947-04-30) 1947年4月30日(75歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都
主な作品
テレビドラマ 『息子よ』
父系の指
『黄色い髪』
夫婦善哉
受賞
第12回城戸賞入選
第52回文化庁芸術祭優秀賞
第46回文化庁芸術選奨芸術作品賞
第32回ギャラクシー賞大賞
ギャラクシー賞優秀賞
厚生省中央児童福祉審議会特別賞
第14回小学館ノンフィクション大賞受賞
その他
◆著作(ノンフィクション)◆
『神々の棲む南の果ての島でわが癒し、そして再生の物語』(海竜社、1999年)
『沖縄独立を夢見た伝説の女傑 照屋敏子』(小学館、2007年)
『最後の版元―浮世絵再興を夢みた男・渡邊庄三郎』(講談社、2013年)
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凛としたオオバヤドリギの花(神奈川県湯河原町)。高木が代表を務める「珈琲宮上倶楽部」の白亜の建物も、この湯河原の大自然に溶け込むように佇んでいる。

高木 凛(たかぎ りん、1947年[2] 4月30日[3] - )は、日本の脚本家ノンフィクション作家。本名は堀川 光子(ほりかわ みつこ)[1]。「珈琲宮上倶楽部」代表。東京都出身。夫は、日本のテレビドラマの演出家プロデューサーおよび映画監督である堀川とんこう

来歴[編集]

児童書の出版社勤務を経て、1980年代後半からテレビやラジオの脚本家として活躍。「黄色い髪」(NHK)、「息子よ」(TBS)などを手がけ、「父系の指」(TBS)では1994年度ギャラクシー賞大賞を受賞。その後、病気療養で訪れた沖縄に魅せられて、東京・赤坂に沖縄懐石料理店「赤坂潭亭」(あかさかたんてい)を開き主人となる。また、2008年には『沖縄独立を夢見た伝説の女傑 照屋敏子』(小学館)が第14回小学館ノンフィクション大賞を受賞。

人間関係[編集]

  • 店(珈琲宮上倶楽部)の裏山には細川護熙総理大臣の窯があって、細川さんもしょっちゅう店に立ち寄られます。(高木談)[4]
  • 2020年3月28日、堀川(夫)は入院していた三島の静岡がんセンター緩和病棟から最後の時を過ごすために湯河原の家に帰ってきました。その日の深夜、気が付くと静かに息を引き取っていました。82歳10ヵ月でした。(「春に撃たれて」高木 凛(堀川光子)2021年5月より抜粋)[4]
  • わたしは、「とんこうさん(夫)」の作るテレビドラマをもっともっと見ていたかった。(「一周忌を過ぎて」高木 凛(堀川光子)2021年5月より抜粋)[4]
  • 高木 凛先生のお力添えも申し上げなければなりません。同人誌 随筆春秋随筆春秋賞を主催)と佐藤愛子先生、早坂暁先生を結びつけて下さったのは、高木先生です。(随筆春秋誌の)第34号から第43号までは、ご自身も寄稿して下さっていました。また創業期には有名企業からの広告を獲得し、経済面での基盤づくりも行ってくださいました。(一般社団法人随筆春秋 代表理事 池田元)[4]

主な受賞歴[編集]

主な作品[編集]

脚本[編集]

  • 教室(TBS、1989年)
  • 黄色い髪[7](NHK、1989年)
  • 息子よ[8](TBS、1989年)※旧厚生省中央児童福祉審議会特別賞を受賞。
  • 否認[9](NHK、1994年)
  • 父系の指[10](TBS、1995年)
  • 夫婦善哉[11](テレビ東京、1995年)※ギャラクシー賞優秀賞を受賞。
  • 結婚はいかが?[12](NHK、1996年)
  • パイパテローマ[13](NHK FMラジオ、1997年)

著書[編集]

ノンフィクション[編集]

  • 『神々の棲む南の果ての島でわが癒し、そして再生の物語[14]』(海竜社、1999年)
  • 『沖縄独立を夢見た伝説の女傑 照屋敏子[15]』(小学館、2007年)
  • 『最後の版元―浮世絵再興を夢みた男・渡邊庄三郎[16]』(講談社、2013年)

脚注[編集]

  1. ^ a b 高木凛さんらに小学館ノンフィクション大賞”. 朝日新聞 (2007年7月25日). 2021年8月6日閲覧。
  2. ^ 新潮社のHPに高木凛の誕生年に関する記述あり。URLは以下。https://www.shinchosha.co.jp/writer/3831/
  3. ^ webザテレビジョンに高木凛の誕生日に関する記述あり。URLは以下。https://thetv.jp/person/0000003735/
  4. ^ a b c d 同人誌 随筆春秋 公式HPの中の、以下URLにあるページに、この事実が記載されている。【堀川とんこう先生】https://zuishun.jp/99_blank022.html
  5. ^ 以下は城戸賞の 過去データ のページの記述。◆一般社団法人日本映画製作者連盟主催の城戸賞。◆城戸賞制定の趣旨。本賞は、映画製作者として永年に亘り、わが国映画界の興隆に寄与され、また数多くの映画芸術家、技術家等の育成に努められた故城戸四郎氏の「これからの日本映画の振興には、脚本の受けもつ責任が極めて大きい」との持論に基づき、新しい人材を発掘し、その創作活動を奨励することを目的として昭和49年12月1日「映画の日」に制定されたものである。◆この城戸賞の第12回において「ひかり」で入選となる。当時の名前は鈴木光子。鈴木は旧姓と思われる。
  6. ^ 以下は「石垣島検島誌」の1.パイパティローマ の記述。◆タイトルとしてではなく、語句の意味を説明。◆南波照間島(ぱいぱてぃろーま)は、八重山諸島に属する波照間島のさらに南にあるとされた伝説上の島。大波照間島とも呼ばれる。
  7. ^ 以下は NHKアーカイブス のHPの記述。◆学校で"いじめ"にあい、登校拒否になった中学生、家にも学校にも居場所のみつけられない子供と、母親や先生など回りの人々の苦悩をドラマ化する3回シリーズ。
  8. ^ 以下は TBSチャンネル のHPの記述。◆小児がんであと半年の生命と宣告された少年と、信州の大自然で彼に残りの日々を過ごさせようと考えた両親。一家の病気との戦いを5回にわたって描き、最高視聴率22.7%を記録した感動大作。親子3人を、滝田栄、原日出子、伊崎充則が演じた。吉岡吾郎・秋子夫婦の一人息子・伸一は、ユーイング肉腫という不治の病に冒される。吾郎は職も家も捨て、親子3人で信州に引っ越すことを決める。1989年作品。
  9. ^ 以下は テレビドラマデータベース のHPの記述。◆NHK土曜ドラマ否認 -前編-、-後編-◆ロッキード事件担当検事・堀田力氏の小説をドラマ化。建設汚職事件をめぐる弁護士と被疑者のやりとりを軸に、赤裸々な人間模様を描く。環境整備開発工事をめぐり贈収賄事件が発覚し、贈賄側の首謀者・高野万治営業部長(近藤正臣)が逮捕される。検察は社長が主犯とみて追及するが高野は否認。弁護士の曽根吐夢(中井貴一)は、執行猶予にするには社長関与を認めるしかないと主張する。「法廷ドラマはかくあるべし、と言わんばかりの緊張感。迫真の筋立てに、脚本・演出が、緻密な構成と絵作りでこたえた。正義とは、というややロマンチックなメッセージを発しながら、汚職事件の本質を描く。
  10. ^ 以下は テレビドラマデータベース のHPの記述。◆作家として大成した清張(長塚京三)の回想話。清張の父親・峯太郎(橋爪功)は、紡績工員のタニ(泉ピン子)と結婚した。清張(三浦勉)が生まれ、養母のかね(杉山とく子)を引き取り4人の生活が始まった。「松本清張の小説がテレビドラマ化される際は、サスペンスが圧倒的に多いが、この巨匠は優れた純文学的作品も残した。『或る「小倉日記」伝』の初映像化で高く評価された演出家堀川とんこうが、今度は「父系の指」などの私小説を基にして、清張文学の原風景に迫る秀作を作った。貧乏の中でも向学心を燃やす息子は、手の指が父と似ていた。ついに故郷に錦を飾れなかった父の不運と悲しさ、義弟から清張への援助を断られた母の悔しさ、苦労…。自分の精神的骨格をはぐくんだ両親への思慕の情と、近親憎悪が入り交じる複雑な感慨は、時代や環境の違いを超えて、多くの親子に通じる真実だろう。
  11. ^ テレビドラマデータベース のHPに、この番組に関しての記述あり。
  12. ^ 以下は テレビドラマデータベース のHPの記述。◆NHK ドラマ新銀河◆業界で5本の指に入る流通企業「トーザイ」の企画部に勤める有馬千秋(かたせ梨乃)は、バリバリのキャリアウーマン。大手化粧品メーカー「美粧堂」との契約を取り付けた彼女は、今いちばん仕事に乗っているとき。ところがいきなり関連会社の結婚情報産業「ミス大阪」大阪支社への出向の辞令が出る。
  13. ^ 以下は RADIO DRAMA のHPの記述。◆ある嫌な想い出から逃れるために家を出た祥子は、あてもなく南の果て、久高島にやって来る。ちょうど八月祭の日に島を訪れた彼女は、そこで思いがけぬ人の優しさに触れることになる。ステレオ50分(FMシアター)
  14. ^ 国立国会図書館 のHPに記載あり。
  15. ^ 国立国会図書館 のHPに記載あり。
  16. ^ 国立国会図書館 のHPに記載あり。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]