駒ヶ岳ロープウェイ
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駒ヶ岳ロープウェイ(こまがたけロープウェイ)は、長野県にある索道である。中央アルプス観光が経営する。中央アルプス宝剣岳の近くの千畳敷カールへ向かい、木曽駒ヶ岳へのアクセスを担う。日本で最も標高の高い場所にある索道である。中央アルプス観光は名古屋鉄道を中心とする名鉄グループの一員である。
概要
通年運行されており、終点の千畳敷駅には日本一高い場所に建つホテル千畳敷がある。千畳敷周辺の遊歩道などの観光客や、木曽駒ヶ岳などの登山者が利用する。7月~10月の休日には混雑し、ピーク時には乗車整理券が配布される場合がある。
路線データ、駅一覧
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/3a/Komagatake_Ropeway.jpg/200px-Komagatake_Ropeway.jpg)
- 全長 : 2334m
- 高低差 : 950m
- 走行方式 : 3線交走式
- 定員 : 61人
- 運転時分 : 7分30秒
- 駅数 : 2駅
- 千畳敷駅の標高は2611.5mあり、索道を含めた鉄道の駅では日本最高の位置。
- 高低差950mは日本最高。
歴史
- 1963年(昭和38年)7月: 時の専務小平善信を筆頭に初代駒ヶ根市長を社長に向かえ中央アルプス観光株式会社設立。
- 1967年(昭和42年)7月: 駒ヶ岳ロープウェイ開通。
- 1997年(平成9年)11月: 全面リニューアル工事の為、全面運休。
- 1998年(平成10年)11月: 全面リニューアル工事完成。
接続路線
中央アルプス観光バス
中央アルプス観光のバス部門として一般路線バスを運行する。路線は駒ヶ根駅 - 菅の台バスセンター - しらび平間の駒ヶ岳ロープウェイ線の1路線のみで、伊那バスとの共同運行である。
利用者の多くが駒ヶ岳ロープウェイや木曽駒ヶ根岳への登山者の為、観光シーズンには菅の台バスセンター発着の臨時便や観光バスからの団体客向けの臨時便が多数運行される。車庫を本社所在地でもある菅の台バスセンターに置く。なお貸切バスは運行していない。
関連画像
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行楽期にはガイド放送が搬器内でおこなわれる
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千畳敷カール
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麓の駒ヶ根市から望む千畳敷駅と宝剣岳
関連項目
外部リンク
- 駒ヶ岳ロープウェイ (中央アルプス観光)
- 地図閲覧サービス(駒ヶ岳ロープウェイ) 国土地理院