長楽寺 (三好市)

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長楽寺
山門
山門
所在地 徳島県三好市井川町中岡34
位置 北緯34度01分47.7秒 東経133度51分44.4秒 / 北緯34.029917度 東経133.862333度 / 34.029917; 133.862333座標: 北緯34度01分47.7秒 東経133度51分44.4秒 / 北緯34.029917度 東経133.862333度 / 34.029917; 133.862333
山号 西方山
宗派 真言宗御室派
本尊 阿弥陀如来
創建年 不詳
開基 不詳
正式名 西方山 阿弥陀院 長楽寺
札所等 阿波西国三十三観音霊場西部16番札所
文化財 絹本著色楊柳観音像(国の重要文化財
弘法大師行状曼荼羅(徳島県指定文化財)
法人番号 2480005005606 ウィキデータを編集
長楽寺の位置(徳島県内)
長楽寺
長楽寺
長楽寺 (徳島県)
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長楽寺(ちょうらくじ)は、徳島県三好市井川町中岡にある真言宗御室派寺院。山号は西方山。本尊は阿弥陀如来阿波西国三十三観音霊場西部16番札所。四国阿波八供養菩薩霊場「金剛嬉菩薩」。

概要[編集]

国道192号線から南へすぐの高台にあり、無料駐車場から石段を程よく上り朱色の山門をくぐると境内に達する。境内の壇への車道もあり、綱付山(標高580.0m)の北東山麓端の容易に境内(標高約120m)に達する位置にある。

創建年や由緒など未詳な部分が多いが「井川町史」によれば、近世初期までは井川町野津後の岡の前にあった「岡の坊」という小寺で、1651年慶安4年)に宥尊が現在地に移転させた。阿波志には箸蔵寺の下寺としている。

文化財[編集]

重要文化財
  • 絹本著色楊柳観音像:元朝初期(1330年前後)作、明治43年旧国宝指定
徳島県指定文化財
  • 弘法大師行状曼荼羅 4幅:作者は貞寿尼(宇和島藩主伊達家の姫君)、天保年間作で讃岐金毘羅松尾寺に奉納されたもの、昭和46年2月22日指定
町指定文化財
  • 十一面観音立像:本尊脇仏、阿波西国16番本尊、女法(ねほう)廃寺の本尊と伝わる、像高92cm、鎌倉時代後期作、昭和59年8月指定

交通[編集]

参考文献[編集]