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銀星石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
銀星石 wavellite
分類 リン酸塩鉱物
化学式 Al3(PO4)2(OH,F)3・5H2O
結晶系 斜方晶系
へき開 完全
モース硬度 3.5~4
光沢 ガラス光沢
無色、白色、緑色、青色、黄色など
条痕 白色
比重 2.36
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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銀星石 (wavellite) はリン酸塩鉱物のひとつであり、主に燐灰石が変化してできる二次鉱物である。放射状集合や球状集合になっているものが多く、断面は劈開面から放射状の光沢を放つのが特徴。

イギリスのデヴォンで医師のウィリアム・ワーベル(William Wavell (1750年 - 1829年) )により発見され、1805年にワーベルを称えてウィリアム・バビントン英語版により命名された。和名は当時一般的だったボヘミア産の標本が無色だったことから命名された[1]

市場に多く出回っている標本はアメリカ合衆国アーカンソー州産のもので、銀星石という名前とは裏腹に緑色のものがほとんどである。日本では、高知県などでリンに富んだチャートの割れ目に無色放射状集合のものが産する。

脚注

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  1. ^ 堀秀道著、「楽しい鉱物図鑑」P.127、草思社1992年 ISBN 4794204833

外部リンク

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