酸欠

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酸欠(さんけつ)は、酸素欠乏の略語ないしは通称であり、空気中の酸素の不足を表す言葉である[1]水中溶存酸素量に対しても用いられる[2]

空気中の酸素量は、通気の悪い場所においては通常の状態を下回る場合がある。原因としては物の燃焼や動植物の呼吸のほか、有機物酸化化学分解硫化鉄を含む岩漿水英語版のような空気に触れたことのない水の作用があげられる。また空気中の酸素が他の気体に置換されることによっても発生する[1]。下記の類義語が存在する。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 世界大百科事典 第2版『酸欠』 - コトバンク
  2. ^ 大辞林 第三版『酸欠』 - コトバンク
  3. ^ 酸欠空気による住民の被害の防止について”. 環境省. 2023年8月4日閲覧。
  4. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『酸欠空気』 - コトバンク
  5. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『酸欠死』 - コトバンク