西口彰夫
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西口 彰夫(にしぐち あきお)は、日本の電気/電子工学・システム工学者。大阪工業大学名誉教授。工学博士(大阪大学)。レーザー技術総合研究所(ILT)共同研究員[1]。元日本学術振興会特別研究員。
専門は、数理工学・コンピュータシミュレーション、プラズマ物理、核融合工学(特に、レーザー核融合)[2]。
経歴
[編集]1980年大阪大学工学部電気工学科卒業。同大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。同大学院工学研究科電気工学専攻博士課程単位取得満期退学、1985年工学博士(大阪大学)[3]。同年、日本学術振興会奨励研究員。1988年同振興会特別研究員。1990年レーザー技術総合研究所研究員。1993年大阪大学レーザー核融合研究センター助手を経て、1994年大阪工業大学工学部電子工学科講師として着任。同学科助教授、同学部電子情報通信工学科教授などを経て、2019年より同学部電子情報システム工学科教授。2023年同大学名誉教授。
大阪工業大学工学部(電子工学科・電子情報通信工学科・電子情報システム工学科)で30年近くの長きに渡り教鞭を執り、特にレーザー核融合、プラズマ・核融合工学の研究育成に貢献した。
主な所属学会は、日本物理学会、プラズマ・核融合学会。主な著書は、Laser Plasma Theory and Simulation(Laser Science and Technology an International Hand-book Vol7)(共著、Harwood academic publishers1994、学術書)、ビジュアル学習プログラミングC(共著、昭晃堂1996、学術書)[4]。
主な研究
[編集]- 電磁流体・プラズマのコンピュータシミュレーション[5]
- 流体の数値計算手法に関する研究
- 高温高密度プラズマ中の磁場生成に関する研究
- レーザー核融合爆縮における高強度磁場に関する研究 - 将来の核融合発電に向けて[6][7]
出典
[編集]- ^ https://www.ilt.or.jp/_bkup/gaiyou/collaborate.html
- ^ https://www.oit.ac.jp/laboratory/room/180
- ^ 西口彰夫『多次元流体粒子コードによる慣性核融合の理論的研究』 大阪大学〈工学博士 甲第3295号〉、1985年。 NAID 500000000482 。
- ^ https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784785630973
- ^ https://www.research.oit.ac.jp/oitid/archive/2020/seeds/seeds-8748/
- ^ http://www.jspf.or.jp/Journal/PDF_JSPF/jspf2014_05/10rengo_bessatu.pdf
- ^ https://www.research.oit.ac.jp/columns/2021/核融合発電への期待/