蟻田功

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蟻田 功(ありた いさお、1926年5月15日 - )は、日本の医学者。天然痘の撲滅に尽力した[1]

来歴[編集]

熊本県生まれ。熊本中学熊本医科大学卒業。厚生省勤務を経て、世界保健機関(WHO)にて天然痘撲滅プロジェクトリーダーとして、プロジェクトを主導。結果、1980年の世界保健機関による天然痘根絶宣言に至る。財団法人国際保健医療交流センターを設立、同名誉理事長。1988年に日本国際賞を受賞している。

著書[編集]

  • 天然痘根絶ターゲット・0、毎日新聞社、1979年
  • 「外」の世界、熊本日日新聞社、1997年 ISBN 978-4877550035
  • 地球上から天然痘が消えた日―国際医療協力の勝利、あすなろ書房、1991年 ISBN 978-4751516126
  • 蟻田功 「法によるジフテリア予防接種の行政効果に関する研究」 熊本大学に提出した学位論文 昭和32年8月1日 博士論文書誌データベースによる

主要論文・寄稿文[編集]

  • 蟻田功、「天然痘の根絶」『ウイルス』 1993年 43巻 1号 p.1-11, doi:10.2222/jsv.43.1
  • 蟻田功、「人類と感染症-その将来の根絶戦略について」『日本輸血学会雑誌』 1997年 43 巻 2 号 175a, doi:10.3925/jjtc1958.43.175a
  • 蟻田功、「疾病根絶対策と私(上) 連載 世界の公衆衛生に貢献した日本人先駆者たち―次世代へのメッセージ・3」『公衆衛生』 2003年6月 67巻6号 p.472-475, NAID 40005843806, doi:10.11477/mf.1401100894 (有償閲覧)
  • 蟻田功、「疾病根絶対策と私(下)連載 世界の公衆衛生に貢献した日本人先駆者たち-次世代へのメッセージ・4」『公衆衛生』 2003年7月 67巻7号 p.561-564, ,NAID 40005863672, doi:10.11477/mf.1401100917 (有償閲覧)
  • 蟻田功「赤痢の統計資料」『公衆衛生』第16巻第2号、医学書院、1954年8月、 49-59頁、 ISSN 03685187NAID 40017772285
  • 蟻田功「我が国における予防接種の現況」『日本公衆衛生雑誌』第2巻第1号、日本公衆衛生学会、1955年1月、 ISSN 05461766NAID 40018298144
  • 蟻田功「予防注射の話」『健康保険』第14巻第2号、健康保険組合連合会、1960年1月、 83-87頁、 ISSN 13425226NAID 40001058502
  • 蟻田功「天然痘とその根絶宣言 (ウイルスと人間<特集>)」『遺伝』第40巻第13号、裳華房、1986年12月、 p8-14、 ISSN 03870022NAID 40000130887
  • 蟻田功「院内感染症のサーベイランス」『日本医事新報』第3459巻、1990年、 27-31頁、 NAID 50003096194
  • 蟻田功「特集 発展途上国におけるウイルス疾患の現状と対策 1. 天然痘の根絶」『ウイルス』第43巻第1号、日本ウイルス学会、1993年、 1-11頁、 doi:10.2222/jsv.43.1ISSN 0042-6857NAID 130003708036
  • 蟻田功「感染症対策の現況と将来」『予防接種のすべて』、診断と治療社、1994年、 8-15頁、 NAID 10010481170
  • 蟻田功「EPIのためのワクチン供給の問題点」『臨床とウイルス』第23巻第3号、1995年6月、 103-109頁、 ISSN 03038092NAID 10010481163
  • 蟻田功「WHOの天然痘根絶事業」『臨床とウイルス』第24巻第1号、1996年3月、 19-29頁、 ISSN 03038092NAID 10008544434
  • 蟻田功「生物兵器としての皮膚感染症 特に天然を中心として」『日本皮膚科学会雑誌』第112巻第13号、日本皮膚科学会、2002年12月、 1768-1770頁、 ISSN 0021499XNAID 10011539028
  • 蟻田功「天然痘--根絶とテロの危機 (特集 ウイルス感染症--基礎と臨床) -- (基礎)」『現代医療』第36巻第11号、現代医療社、2004年11月、 2231-2236頁、 ISSN 05337259NAID 40006461407
  • 蟻田功「高価格ポリオワクチンと国際貢献」『日本医事新報』第4631号、日本医事新報社、2013年1月、 25-27頁、 ISSN 0385-9215NAID 40019552475
  • 蟻田功, 武本重毅「天然痘テロは起こるか?」『公衆衛生』第77巻第6号、医学書院、2013年6月、 505-508頁、 ISSN 0368-5187NAID 40019697803


編著・共著[編集]

  • 院内感染対策マニュアル 改訂第2版 1992
  • Smallpox and Its Eradication 1989

脚注[編集]

  1. ^ 蟻田功、田沢健次郎、「21世紀の日本は予防医学のリ-ダ-に--天然痘根絶で「日本国際賞」--蟻田功さん」 科学朝日 48(5), p8-9,48-51, 1988-05, NAID 40000401580

関連項目[編集]

外部リンク[編集]