菊間国家石油備蓄基地
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菊間国家石油備蓄基地(きくまこっかせきゆびちくきち)は、愛媛県今治市菊間町にある石油備蓄基地。
概要
[編集]石油危機後の国家石油備蓄政策の一環として建設された[1]。菊間町内に建設された日本初の実証プラントの成功を受けて、1988年に基地建設着工、1994年3月に完成した[1]。建設費は約500億円[1]。
太陽石油の四国事業所に隣接した場所に立地しており、港湾関連施設を共用している。建設当時は日本地下石油備蓄が管理・所有していたが、2004年に国家石油備蓄が国の直轄事業化に伴い国に移管された。現在は、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構が所有し、日本地下石油備蓄が操業業務を受託している。
既設の太陽石油に隣接した埋立地に地上部が建設され、丘陵地の地下深い岩盤に貯油施設が建設されている[2]。原油は太陽石油の係留設備に停泊したタンカーからパイプラインを経て、菊間基地の陸上シフトタンクに荷揚げされたのち、地下岩盤タンクに移送されている[2]。岩盤タンクは標高10mから70mの丘陵地の地下に7本建設され、陸上シフトタンクを含めておよそ150万キロリットルの原油が貯蔵されている[3]。岩盤タンクの建設地点はおよそ9000万年前の堅固な花崗岩地域にあり、海抜マイナス35~65mの地下に建設されている[3]。
施設概要
[編集]沿革
[編集]- 1986年
- 3月 - 立地が決定。
- 8月 - 日本地下石油備蓄が菊間事業所準備室を菊間町役場内に設置。
- 1987年3月 - 菊間事業所開設。
- 1988年4月 - 菊間基地起工。
- 1989年2月 - 岩盤タンク本体工事に着工。
- 1990年6月 - 陸上シフトタンク本体工事に着工。
- 1991年12月 - 総合管理事務所新築工事に着工。
- 1994年3月 - 菊間基地完成。
- 1995年4月 - 営業運転開始。
- 2004年2月 - 国家石油備蓄基地が国の直轄事業に伴い、国へ移管され「菊間国家石油備蓄基地」に改名。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 菊間町(2004年)『菊間町誌(続編)』、405~411頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]座標: 北緯34度3分28.1秒 東経132度52分1.1秒 / 北緯34.057806度 東経132.866972度
